「ゴールデンクロスで買えば勝てる」「暴落した翌日に買えば反発で取れる」
――投資の世界にはいろいろな”手法”が出回っていますが、それ、本当に利益が出るのか検証したことはありますか?
このページでは、過去の株価データを使って売買ルールの成績をシミュレーションできるバックテストツールを無料公開しています。
プログラミング知識は不要、銘柄コードを入力するだけで使えます。
システムトレード検証(バックテスト)とは
システムトレードとは、あらかじめ決めた売買ルールに従って機械的に取引する手法です。
感情に左右されない代わりに、そのルール自体に優位性があるかどうかがすべてを決めます。
そこで必要になるのがバックテスト(過去検証)です。
過去の値動きに対して「もしこのルールで売買していたら資産はどうなっていたか」を計算し、ルールの良し悪しを事前に確かめます。
ツール本体はこちら
↓銘柄コードを入れて「取得」を押すだけで始められます。
1. データ入力
🌐 銘柄コードから自動取得
日本株は4桁コードのみでOK(自動で.T付与)。米国株はティッカー(例: AAPL)。
2. 売買ルール設定
買い(エントリー)ルール
条件成立の翌日始値で買い。例: RSI(14) < 数値 30 で「売られすぎ買い」
売り(手仕舞い)ルール(複数選択可・最初に成立した条件で手仕舞い)
3. 結果
収益曲線(緑/赤: ルール適用、グレー破線: Buy&Hold)
株価チャートと売買ポイント(▲買い / ▼売り)
取引履歴
| # | 買い日 | 買値 | 売り日 | 売値 | 株数 | 損益 | 損益率 | 保有日数 | 手仕舞い理由 |
|---|
4. パラメータ最適化(総当たり探索)
現在の買いルールを固定し、利確%・損切%・保有日数の組み合わせを総当たりで検証します。
手数料・スリッページは考慮しません。約定は翌日始値。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。データ出典: Yahoo Finance
使い方(4ステップ)
ステップ1: 株価データを取得
銘柄コード(例: トヨタなら「7203」)を入力して「取得」を押すだけ。
日本株は4桁コードのみでOK、米国株はティッカー(AAPL など)で取得できます。
期間は1年〜全期間から選べます。
ステップ2: 売買ルールを設定
買いルールは次から選べます。
- ゴールデンクロス(5日移動平均線が25日線を上抜き)
- デッドクロス(逆張り)
- 前日比で指定%下落(急落の翌日に買う逆張り)
- カスタム形式: 終値・移動平均線・RSI・ボリンジャーバンド・乖離率・出来高を自由に組み合わせ。「RSI(14)< 30」のような売られすぎ買いも作れます
売りルールは複数併用できます(最初に成立した条件で手仕舞い)。
- 利益確定(買値から+○%)
- 損切り(買値から−○%)
- デッドクロス/ゴールデンクロスで手仕舞い
- 保有日数が○日経過したら手仕舞い
初期資金(デフォルト100万円)と売買単位(100株単位/1株単位)も設定できます。
ステップ3: バックテスト実行・結果の見方
「バックテスト実行」を押すと、次の結果が表示されます。
| 指標 | 意味 | 目安 |
|---|---|---|
| 総損益 | 最終資産−初期資金 | プラスが最低条件 |
| 勝率 | 勝ちトレードの割合 | 高ければ良いとは限らない(損小利大なら勝率4割でも勝てる) |
| プロフィットファクター(PF) | 総利益÷総損失 | 1.0超で期待値プラス。1.3以上が一つの目安 |
| 最大ドローダウン(MDD) | 資産のピークからの最大下落率 | 自分が耐えられる範囲か |
| Buy&Hold損益 | 同じ資金で「ただ持ち続けた」場合の損益 | これに勝てないルールは意味が薄い |
収益曲線グラフにはBuy&Hold(グレー破線)が重ねて表示されるので、ルールの価値が一目でわかります。株価チャートには実際の買い▲・売り▼ポイントが表示され、「どこで売買したのか」を確認できます。
取引履歴の明細(買値・売値・損益・手仕舞い理由)も全件表示されます。
ステップ4: パラメータ最適化(上級者向け)
利確%・損切%・保有日数の組み合わせを総当たりで検証し、成績上位30件を一覧表示します。
「適用」ボタンでそのままバックテストに反映できます。
ここで重要なのが期間分割検証(デフォルトON)です。
データの前半(学習期間)で最適化し、後半(検証期間)の成績を並べて表示します。
学習期間で好成績なのに検証期間で崩れるパラメータは、過去にたまたま合っていただけの「過剰最適化」の疑いが濃厚です。
学習と検証の両方で安定しているパラメータを選んでください。
使用上の注意
- 手数料・スリッページは考慮していません。実際の成績はツールの結果より悪くなります(取引回数が多いルールほど乖離大)
- 約定はシグナル成立の翌日始値で計算しています
- 株価データは無料データ源のため、株式分割前後の不整合や欠損があり得ます。同じ銘柄のデータは24時間キャッシュされます
- 1銘柄で好成績でも一般化はできません。複数の銘柄・期間で試して初めて「傾向」と言えます
- 上場廃止になった銘柄は検証できないため、結果には生存者バイアスが含まれます
本ツールおよび本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。データの正確性・完全性は保証しません。投資判断はご自身の責任で行ってください。本ツールの利用により生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
まとめ
- 銘柄コードを入れるだけで売買ルールの過去検証ができる
- Buy&Holdに勝てるか、PFが1.0を超えるかがまず見るポイント
- 最適化結果は期間分割検証で「本物か」を確認する
「自分の手法は本当に有効なのか?」を数字で確かめてから相場に向かいましょう。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/

