「現在の日本株相場は全体的に下落基調で、どの銘柄を買えばいいのかわからない…」
「相場環境が悪い中でも、スイングトレードでしっかり利益を狙いたい!」
2026年4月現在、日経平均株価をはじめとする日本株市場全体は調整・下落局面にあります。
しかし、このような相場環境だからこそ、「全体相場に逆行して上昇トレンドを継続している銘柄」や「高値をブレイクしている強い銘柄」に資金が集中しやすいという特徴があります。
本記事では、2026年4月時点の最新のファンダメンタルズ(業績推移)とテクニカル分析を基に、買いのスイングトレードに最適な日本株を9銘柄厳選しました。
相場の波に乗り遅れないよう、ぜひ銘柄選びの参考にしてください。
スイングトレード厳選銘柄9選
1. 日本ハム(2282)

内需ディフェンシブの代表格である食料品セクターから、日本ハムに注目です。
相場全体が不安定な時期には、景気動向に左右されにくい食品株に資金が集まりやすくなります。
ファンダメンタル分析】

直近の業績推移を見ると、主力である食肉事業や加工食品事業において、価格改定(値上げ)の浸透とコストコントロールが奏功しています。
2026年3月期の連結売上高は1兆4,400億円を見込むなど、堅調なトップラインの伸びを維持しています。
球団事業などの一部で赤字はあるものの、本業の収益力基盤が非常に強固であり、安定した利益水準を確保している点が市場から高く評価されています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して高値ブレイク

日経平均などの主要指数が下落トレンドを描く中、日本ハムの株価は完全に逆行高の展開を見せています。
直近の保ち合い(レンジ相場)を上抜けし、明確な「高値ブレイク」を果たしました。
上値抵抗線が存在しない青天井のチャート形状となっており、スイングトレードでの順張り(買い)に非常に適したタイミングです。
2. 日本マクドナルドホールディングス(2702)

外食産業の王者である日本マクドナルドは、圧倒的なブランド力と価格競争力で、インフレ下でも強い業績を叩き出しています。
ファンダメンタル分析

業績推移は非常に好調です。2025年12月期連結決算では、全店売上高が8,886億円、最終利益が339億円となり、見事過去最高益を更新しました。
度重なる値上げを実施しても客離れが起きず、むしろ期間限定メニューのヒットなどにより既存店売上高は長期連続でプラスを維持しています。
2026年12月期もさらなる増配(1株当たり64円予定)を発表しており、株主還元姿勢も株価を下支えしています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して上昇トレンド継続

過去最高益という強力なファンダメンタルズを背景に、株価は美しい右肩上がりの上昇トレンドを継続しています。
全体相場が崩れる日であっても押し目が浅く、移動平均線にサポートされながら下値を切り上げています。
「押し目買い」を狙うスイングトレーダーにとって、最も安心感を持ってホールドできる銘柄の一つです。
3. デンカ(4061)

化学メーカーのデンカは、事業ポートフォリオの変革が実を結び、急速な業績回復を見せています。
ファンダメンタル分析

直近の2026年3月期第3四半期決算では、営業利益が182億円と、前年同期比で大幅な増益(+64億円)を達成しました。
特に、生成AI関連を中心とした「半導体向けプロダクツ」や「電力インフラ向け需要」が大きく拡大しており、次世代産業の恩恵を直接受けています。
また、クロロプレンゴム事業の抜本的対策による改善効果(+86億円の見通し)など、社内改革による利益率向上が数字として明確に表れています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して高値ブレイク

好決算と半導体・インフラ需要という強力なテーマ性を材料に、株価は急動意づいています。
全体相場の調整をよそに、長期的なレジスタンスライン(上値抵抗線)を力強く突破し、高値ブレイクを達成しました。
出来高を伴ったブレイクアウトであり、新たな上昇トレンドの初動としてスイングトレードの絶好のターゲットとなります。
4. メルカリ(4385)

フリマアプリ最大手のメルカリは、国内事業の安定成長に加え、米国事業やFintech(金融)事業が大きく伸びています。
【ファンダメンタル分析】

2026年6月期第2四半期決算において、売上収益が1,062億円(前年同期比12.8%増)、営業利益が197億円(同73.3%増)と、驚異的な大幅増収増益を発表しました。
国内の流通総額(GMV)が堅調に推移していることに加え、Fintech領域でのクレジットカード債権残高の増加が業績を力強く牽引しています。
通期の営業利益予想も320億〜360億円へと上方修正されており、成長企業としてのプレミアムが再び意識されています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して高値ブレイク

グロース株(成長株)は全体相場の下落時に売られやすい傾向がありますが、メルカリはそのセオリーを覆し、好業績を背景に直近の高値をブレイクしています。
機関投資家の買い戻しや新規の資金流入が確認でき、チャート上では強い買いシグナルが点灯しています。
短期間での値幅取り(キャピタルゲイン)を狙うスイングトレードに最適です。
5. 出光興産(5019)

石油元売り大手の出光興産は、高配当とバリュー株(割安株)としての魅力から、資金の避難先として機能しています。
【ファンダメンタル分析】

地政学的リスクの高まりや資源価格の高止まりを背景に、業績は高水準を維持しています。
また、同社はPBR(株価純資産倍率)1倍割れの是正に向けた資本収益性の向上に強くコミットしており、自社株買いや積極的な配当政策といった株主還元を強化しています。
次世代エネルギー(全固体電池の固体電解質など)への投資も進んでおり、将来性への期待も業績を支える要因となっています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して高値ブレイク

バリュー株選好の資金流入により、下落相場の中でも下値が極めて硬く、じりじりと下値を切り上げたのちに直近高値をブレイクしました。
資源関連株はインフレヘッジとしての側面もあるため、相場全体の不透明感が強い局面で資金が集まりやすいチャート形状を形成しています。
6. ジーエス・ユアサ(6674)

バッテリーの世界的メーカーであるGSユアサは、国策とも言えるテーマに乗っています。
【ファンダメンタル分析】

電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池の需要増に加え、国内における再生可能エネルギー導入拡大に伴う「電力インフラ向け蓄電池」の受注が急増しています。
業績推移を見ると、自動車用鉛蓄電池の安定的な収益を基盤としつつ、産業用電池部門が大きく伸びており、売上・利益ともに成長軌道に乗っています。
国からの蓄電池投資に対する補助金も強力な追い風です。
【テクニカル分析】 下落相場に対して高値ブレイク

「蓄電池」という強力なテーマ性と確かな業績を背景に、株価は市場の調整を無視する形で力強く高値を更新しました。
移動平均線がパーフェクトオーダー(短期・中期・長期が順番に並ぶ上昇の強いシグナル)を形成しつつあり、ブレイク後の上値の軽さが意識される展開です。
7. パナソニック ホールディングス(6752)

総合電機メーカーのパナソニックは、事業の選択と集中が進み、収益構造が大きく改善しています。
【ファンダメンタル分析】

北米におけるEV向け車載電池事業がインフレ抑制法(IRA)の補助金恩恵もあり、利益を大きく牽引しています。
また、長年課題であった低収益事業の整理や、サプライチェーンの見直しによるコスト削減が業績推移に明確に表れており、営業利益率は過去数年と比較して一段高い水準へと引き上がっています。
安定したキャッシュフロー創出力が再評価されています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して上昇トレンド継続

大型株でありながら、全体指数の下落に連れ安することなく、安定した上昇トレンドを継続しています。
25日移動平均線をサポートラインとして綺麗に機能させており、機関投資家の断続的な買いが集まっていることが推測されます。
押し目を形成したタイミングでエントリーし、トレンドに乗る王道のスイングトレードが機能しやすい銘柄です。
8. 中部電力(9502)

ディフェンシブ株の代表である電力株から、中部電力をピックアップします。
【ファンダメンタル分析】

燃料価格の落ち着きと、すでに実施した電気料金の値上げ効果がフルに寄与し、業績はV字回復から高止まりの推移を見せています。
さらに、生成AIの普及に伴う「データセンター向け電力需要の爆発的な増加」という新たな成長ストーリーが加わりました。
安定した配当利回りも魅力であり、リスクオフ(投資家がリスクを避ける)局面における資金の受け皿となっています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して高値ブレイク

電力株全体が強い動きを見せる中、中部電力は特に強いチャートを描き、節目の高値を上にブレイクしました。
一度ブレイクした高値が今度は下値支持線(サポートライン)として機能する「レジサポ転換」が期待できるため、ブレイク直後や、軽く調整したタイミングが絶好の買い場となります。
9. Jパワー(9513)

同じく電力セクターから電源開発(Jパワー)です。卸電気事業者としての強みを発揮しています。
【ファンダメンタル分析】

再生可能エネルギー(水力・風力)の比率が高く、昨今の脱炭素(カーボンニュートラル)の流れに合致しています。
また、電力の需給逼迫時に卸電力市場での販売価格が上昇することが業績の押し上げ要因となっています。
業績推移は安定しており、高配当利回りと低PBRというバリュエーションの割安さが、下落相場における強力なクッション(下値不安の少なさ)として機能しています。
【テクニカル分析】 下落相場に対して上昇トレンド継続

ボラティリティ(価格変動)が比較的穏やかでありながら、着実に下値を切り上げる上昇トレンドを継続しています。
急激な上昇ではないものの、全体相場が下落する中で「毎日少しずつ高値を更新していく」ような強い粘り腰を見せています。
手堅く利益を狙いたいスイングトレーダーにとって、ポートフォリオの安定剤となる銘柄です。
まとめ:強い日本株を見極めて利益を最大化しよう
2026年4月の日本株相場は全体的には厳しい環境ですが、
「日本マクドナルド(2702)」や「メルカリ(4385)」のような過去最高益や大幅増益を叩き出す銘柄、そして「デンカ(4061)」
のような半導体・インフラ需要の恩恵を受ける銘柄には、確実に資金が流入しています。
相場が下落している時こそ、強い銘柄のスクリーニング(選別)が容易になるというメリットがあります。
今回厳選した9銘柄のチャートや最新の業績動向をご自身の目で確認し、ぜひ明日からのスイングトレード戦略に役立ててください!
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
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