個人投資家が勝てない3つの理由と、どうしたら勝てる投資家になるのかについて解説していきたいと思います!
個人投資家が勝てない理由
個人投資家が勝てない理由の結論から言わせていただくと以下の3点になります。
①損切りができない
②逆張りをする
③利益確定が早すぎる
今株で勝ててない個人投資家は上記3点の理由を聞いて思い当たる節があると思います。
私は大いに思い当たっています。。。
以下で3点の理由を具体的に記載していきたいと思いますのでぜひ参考にしていただければと思います。
①勝てない投資家は「損切りができない」
個人投資家が陥りやすい最大の罠は、損切りができないことです。
株価が下がり続けても、回復することを期待して損切りを躊躇し、損失が拡大してしまうケースが多々あると思います。
これは行動経済学ではプロスペクト理論と言われています。
プロスペクト理論とは人が損する場面に直面したときに、合理的な行動をしないことを意味します。
ざっくりいうと、損を見て見ぬふりをして株価が戻るまで塩漬けしてしまうことです。
つまりそもそも人間っていうのは損切りができない生き物だ、ということが行動経済学でも言われているということです。
そのため、株取引には感情を一切介入させずに論理的に取引を行うことが重要というわけです!(難しいですが、、)
損切りをしっかりするための対策
損切りラインをあらかじめ設定し、そのラインに達したら感情に流されず、機械的に売却することが大切です。
損切りのラインについては、だいたい投資に使えるお金の5%から10%ぐらいを目安にするといいと思います。
テクニカルの指標を使って損切りラインを設定する場合は、25日移動平均線を株価が下回ったら損切りするとかを目安にしていただければ問題ないかなと思います。
また、投資計画の中でリスク管理を徹底し、自分のリスク許容度に応じた適切な投資を行うことが勝率を高めるポイントです。
②勝てない投資家は「逆張りをする」
「安い時に買い、高い時に売る」という逆張りの戦略は、一見すると理にかなっているように思えますが、実際には多くの個人投資家がこの戦略で失敗しています。
特に大企業や有名な企業の株価が落下していると大企業だからこれ以上は下がらないだろう・有名な企業だから大丈夫だろうといった思考になり逆張りをしてしまうケースが多々あったと思います。(私は未だにあります。。そして負けてます。。)
株式市場は予測が難しく、底値を見極めるのは容易ではありません。そのため、逆張りをしてしまうと、さらなる下落に巻き込まれ、大きな損失を被るリスクがあります。
上記の赤枠を見てほしいのですが、
日経平均株価が下落しているとき、海外投資家はどうているかというと株を売っているということなんです。
逆に日本の個人投資家も株を売っていたのかというと、大量に買い越しています。つまり海外投資家と個人投資家真逆の取引をしていたということなんです。
実は日本の株式市場というのは海外投資家が70%を占めているんです。つまり、海外投資家のトレード手法に逆らって反対の取引をしても、高確率で負けるということがこのデータがはっきりわかるわけです。
逆張りをしないための対策
株式投資では、トレンドを重視する順張り戦略が一般的に勝率が高いとされています。
トレンドを確認し、上昇トレンドに乗ることで、リスクを抑えつつ利益を狙うことができます。
また、ファンダメンタル分析やテクニカル分析を駆使して、根拠のある投資判断を行うことが成功のカギです。
③勝てない投資家は「利益確定が早すぎる」
利益が出始めるとすぐに利確してしまうことも、個人投資家が勝てない理由の一つです。(すぐに利確することをチキン利食いといいます。)
勝てない個人投資家は少しの利益が出た時にはすぐに利確をしてしまい、大きな損失になったときはズルズルと損切りができずに損が大きくなってしまいます。
そのため利益は小さいのに損失は大きい状態になりいつまで経っても損益がプラスになることはありません。
短期的な利益に固執しすぎると、大きな成長が見込める銘柄を早々に手放してしまう可能性があります。株式投資では、長期的な視点での運用が重要です。
すぐに利確をしないための対策
①損切りをしっかりするための対策と同じく、利益目標をあらかじめ設定し、それに基づいて利確のタイミングを決定することが必要です。
利確のラインについては、だいたい投資に使えるお金の10%以上ぐらいを目安にするといいと思います。
テクニカルの指標を使って利確ラインを設定する場合は、25日移動平均線を株価が下回ったら利確するとかを目安にしていただければ問題ないかなと思います。
特に、成長株に投資する場合は、長期的なビジョンを持ち、市場の短期的な変動に惑わされずに、冷静に投資を続けることが勝率を上げる秘訣です。
まとめ
個人投資家が勝てないのは損切りできないから、逆張りをするから、利確が早すぎるからのこの3つの理由があるということなんです。
個人投資家が株式投資で勝つためには、損切りを徹底し、トレンドに沿った投資を行い、長期的な視点での利確を意識することが重要です。これらのポイントを押さえることで、株式投資の勝率を大幅に向上させることができるでしょう。
株式投資のリスク管理と戦略的な運用を実践し、安定したリターンを目指しましょう!
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