【まとめ】オニールの成長株発掘法のポイント解説!「CAN-SLIM」法とは?

オニール 株の知識

ウィリアム・オニールは、世界的に有名な投資家であり、彼が開発した「CAN-SLIM」戦略は、成長株投資の一つの成功法として広く認知されています。

この記事では、彼の投資哲学や10の具体的なルールを詳しく解説し、勝率を上げるためのポイントを紹介します。

CAN-SLIMとは?

オニールが提唱する「CAN-SLIM」戦略は、7つの要素から構成されており、成長株を見分けるための独自の銘柄選定方法です。この戦略を学べば、大化け銘柄を見つけるスキルを向上させることができます。

  1. C(Current Earnings): 現在の収益成長率が強い企業を選ぶ。
  2. A(Annual Earnings): 年間収益が増加している企業に注目する。
  3. N(New Products, New Management, New Highs): 新しい製品やサービス、経営陣の交代、新高値に達した企業を重視。
  4. S(Supply and Demand): 株式供給と需要に注意し、出来高を伴う上昇を確認。
  5. L(Leader or Laggard): 業界のリーダーを買い、遅れを取る銘柄には手を出さない。
  6. I(Institutional Sponsorship): 機関投資家の支持がある銘柄に注目する。
  7. M(Market Direction): 市場の方向性を把握し、トレンドに乗ることが重要。

ウィリアム・オニールの10項目で勝率アップ!

以下の10項目を意識して株式トレードを行えば、勝率を大幅に向上させることができます。

  1. 株価が上昇中の銘柄を買う
    株価が上昇している銘柄(順張り投資)に投資し、下がっている銘柄は避けましょう。安くなったからといって買いに走るのは危険です。
  2. 買い増しは利が乗ってから実行
    ポジションを増やすのは、最初の買いが成功して利益が出ている場合のみ行いましょう。
  3. ナンピン禁止
    損失が出ている銘柄を追加購入する「ナンピン」は絶対に避けるべきです。逆に損失が膨らむリスクがあります。
  4. 最高値に近い銘柄を買う
    底値圏にある割安株ではなく、上昇トレンドにある株を狙いましょう。割安に見える株には罠が潜んでいることがあります。
  5. 値高株を選ぶ
    株価が高くても成長が期待できる企業に投資するべきで、ペニー・ストックのような1桁台の低価格株は避けること。
  6. 損失は小さいうちに処分
    買った直後に損失が出た場合、素早く損切りして次のチャンスに備えましょう。損失を引きずることは避けるべきです。
  7. PBRやPERは気にしない
    PBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)などの指標は、成長株投資においてそれほど重要ではありません。成長のスピードに注目するべきです。
  8. 利益成長の高い銘柄を選ぶ
    企業の利益成長率が高い銘柄に投資することで、大きなリターンが期待できます。
  9. 出来高を伴う株価上昇を確認
    出来高を伴って株価が上昇している銘柄は、さらに上昇する可能性が高いです。
  10. 同業他社の中で利益が一番上がっている銘柄を選ぶ
    同業他社と比較しても、利益成長率が高い企業に投資することが成功の鍵です。

まとめ

ウィリアム・オニールの投資方法は、成長性のある銘柄を見つけ、トレンドに乗ることが重要です。
「CAN-SLIM」戦略や10のルールを意識してトレードを行えば、株式投資での勝率を大幅にアップさせることができるでしょう。オニールの成功哲学を取り入れて、賢い投資家を目指しましょう!

また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/

以上