株式投資を始める上で最も重要なポイントの一つが「買い時」です。
しかし、株価の変動は複雑で、そのタイミングを正確に見極めるのは簡単ではありません。
本記事では、株の買い時について、具体的なデータや分析に基づいたアプローチをご紹介します!
結論
①日経平均株価が暴落し、底から上昇してきた時
②1年間で見ると8月から9月にかけてが買い時
③週の中では月曜日の終わりが買い時
1. 日経平均株価が暴落した後の上昇した時が買い時!
まず、株を買う絶好のタイミングは、日経平均株価が大きく下落した後に底値から反発し始めたときです。
これは、世界的に有名な投資家ウォーレン・バフェットも推奨する方法であり、株式投資の基本原則である「安く買って高く売る」を実践する絶好の機会となります。
暴落時はバーゲンセールのチャンス
株価が大幅に下がると、多くの銘柄が「割安」となります。
特に、特別な悪材料がないにもかかわらず、日経平均株価に連動して下落している銘柄に注目しましょう。
銘柄選びは慎重に
ただし、割安だからといってすべての株を買うのは危険です。
企業の財務状況、将来の成長性、業界全体の動向などを十分に分析した上で投資することが大切です。
ファンダメンタル分析を活用し、自分が納得できる根拠を持って購入するようにしましょう。
2. 株は8月・9月が買い時!
次に注目すべきは、年間の中で株価が下がりやすい時期です。
データを基に分析すると、特に8月から9月にかけては株価が低下しやすい傾向があります。

上記の画像は2004年から2017年の「月別の騰落率の平均」を示しています。
データからも、8月は他の月と比較して株価が下がりやすいことが分かっています。

この要因の一つとして、海外投資家が夏休みに入るため、取引量(出来高)が減少することが挙げられます。
日本の株式市場は外国人投資家の売買が6割から7割を占めているため、8月はほぼ毎年株価が下落し、絶好の買い時であることがデータからも確認できます。
以下も1年間のアノマリーを活かした投資術をまとめてますのでぜひ参考にしていただければと思います。
3. 週の中では月曜日の終わりが買い時

1週間という短いスパンで買い時を考える場合、月曜日の終わり頃が良いタイミングとされています。
上記のデータは1985年から2015年までの過去30年の曜日別の騰落率を示しています。
すべての年で「月曜日が下落」していることが分かります。
これは、週末に発表される悪材料やニュースの影響を受けて、月曜日の取引開始時点で株価が下がりやすいからです。
月曜日の株価下落は、週末の悪材料が織り込まれる結果ですが、逆に週の中頃から末にかけては株価がリバウンドする傾向があります。
そのため、月曜日の15時30分の引け(市場終了時間)の少し前に買うことで、短期的な値上がりを狙うことが可能です。
まとめ
株の買い時を見極めるためには、データや市場の動向をしっかりと把握することが重要です。
本記事で紹介した3つのタイミングを振り返りましょう。
- 日経平均株価が暴落し、底から上昇してきた時
- 年間で見ると8月から9月にかけて
- 週の中では月曜日の引け頃
上記の3点で株の買い時について綴ってきましたが、すべてがその通りになるわけではありません。
そのため、自分が思い描いていたシナリオと違った方向に動いた場合は、すぐに損切りし、次に切り替えることが最も大切です!
ぜひこの記事を参考に、効果的な投資を実現してください!
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
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