日本市場の主要株価指数まとめ (2025/1/27~2025/1/31)
- 日経平均株価: 39,572円 (前週比:-359円, -0.9%)
- TOPIX: 2,788円 (前週比:+37円,+1.4%)
- 東証グロース250:650円 (前週比:+9.95円, +1.6%)
- 東証REIT指数: 1,704円 (前週比:+43円, +2.6%)
今月の日経平均株価は、昨年12月末と比較して0.9%の下落となりました。
下旬には一時4万円台を回復する場面もありましたが、結局上値は重い展開となりました。
特に「DeepSeekショック」による影響は大きく、半導体関連株の上値が抑えられたことが主な要因とされています。
大手証券会社のレポートでは、「半導体開発を含むエコシステム全体で米国の競争力は依然として強く、過度な悲観は不要」との見解も示されています。
しかし、一方で「高性能AIが低コストで開発可能になれば、従来想定されていた半導体市場の急拡大シナリオを修正せざるを得なくなる」とのアナリストの意見もあり、不透明感が残る状況です。
私の分析としては、DeepSeekが登場しようとAIや半導体の需要は変わらないのでまだまだAIや半導体のテーマは継続すると思います!
日本市場では、AI・半導体関連銘柄の下落が日経平均に影響を及ぼしましたが、TOPIXは相対的に底堅く推移しており、東証グロース市場250指数を含め、中小型株の回復に対する期待が高まっています。
2月は決算発表の時期となるため、個別銘柄の株価は変動が激しくなる可能性があります。
しかし、市場全体の雰囲気はそれほど悪くなく、適切な銘柄選びが重要になるでしょう。
銘柄一覧と予測(2025/1/27~2025/1/31)
今週(2025/1/27~2025/1/31)の株価上昇銘柄を予想結果と考察をしてみました。
ミライト・ワン、SHIFT、ニデック、三菱UFJ、商船三井の5銘柄について、現在の株価とトレンドから予想を行いました。
基本的には底値反発が期待される銘柄と上昇トレンドを継続している銘柄を選択しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/
1. ミライト・ワン (1417)の株価予想
企業情報
ミライト・ワンは、情報通信分野での建設事業を主軸とする企業です。
通信インフラの整備や保守、エネルギー関連事業も展開し、安定した収益基盤を持っています。
株価動向と予想
1/27:¥2,252 → 1/31:\2,310(+58円)
- 買い理由
- 5日線・25日線が上向き、テクニカル的に上昇トレンドが継続中です。
- また、過去に長期線で反発している実績があるため、今回も反発が期待されます。
- PERが11.2倍と割安感はあるものの、業績の安定性が評価されています。
- 予想
- 短期的には2,300円を目指した上昇が期待できます。
- 中期的には通信インフラ需要の増加がさらなる追い風になる可能性があります。
結果の考察
予想通り2300円まで株価が上昇してくれました!
決算が近いのと割安感があるからか買いが入ったと考察します。
しかしながら、前回の高値(2358円)に近づいているのでそろそろ調整の下げがくるのではないかと思います。
2. SHIFT (3697)の株価予想
企業情報
SHIFTは、ソフトウェアテストを主軸とする企業で、IT市場における品質保証サービスでシェアを拡大しています。
分割後の取引も活発で、成長性が注目されています。
株価動向と予想
1/27:¥1,385 → 1/31:\1,292(-93円)
- 買い理由
- 5日線・25日線が上向きで、短期的なトレンドが好調です。
- 分割により個人投資家が参入しやすくなり、上昇基調が続いています。
- 心理的抵抗線となる1,400円を突破すればさらなる上昇が期待できます。
- 予想
- 短期的には1,500円を目指す可能性が高いです。
- 中期的にもIT市場の拡大に伴う需要増加が成長を後押しします。
結果の考察
1/15の決算後に上げた株価が決算前の株価に戻った形になりました。
株価分割後に利確売り先行したのか株価が下落してしまいました。
1400円が重いのですが、現在25日線に株価が近づいているので反発しそうな感じはあります!
3. ニデック (6594)の株価予想
企業情報
ニデックは、精密小型モーターや電動車用モーターの製造で世界的に知られる日本の大手企業です。
EV関連市場においても有望株とされています。
株価動向と予想
1/27:¥2,860 → 1/31:\2,689(-171円)
- 買い理由
- 決算後の株価乱高下が見られましたが、業績と比較すると依然として割安感があります。
- テクニカル的には3,000円が心理的節目となり、突破の可能性が高い状況です。
- 予想
- 短期的には3,000円付近までの上昇が期待できます。
- 中長期的にはEV市場の拡大がさらなる株価上昇を促すでしょう。
結果の考察
先週の決算で株価上昇したのですが、利確売りややっぱり期待外れ売りが先行して株価が下落してしまいました。(下降トレンドのこともあり)
決算後のことを忘れていたのが反省点ですね。。。
しかしながら、2700円が下値抵抗線となっているので、反発する可能性は大いにあるかと思います!
4. 三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)の株価予想
企業情報
三菱UFJは、日本最大級の金融グループであり、銀行業務、信託業務、証券業務などを多岐にわたり展開しています。国内外での収益基盤が強固です。
株価動向と予想
1/27:¥1,927 → 1/31:\1,978(+51円)
- 買い理由
- 5日線・25日線が上向きで上昇トレンドが続いています。
- 1900円の抵抗線が意識されていますが、まだ割安感が強く、利上げの影響が今後株価に反映される可能性があります。
- 予想
- 短期的には1,950円を目標に上昇が期待できます。
- 中期的には金融セクター全体の回復により安定した成長が見込まれます。
結果の考察
予想通り利上げの影響が今週に波及したのかと思います。
銀行銘柄はまだまだ割安で上昇する余地はあるのでガチ保継続です!
5. 商船三井 (9104)の株価予想
企業情報
商船三井は、日本を代表する海運企業の一つで、国際輸送サービスを提供しています。
特に、コンテナ船事業やLNG船事業が好調で、配当利回りの高さも魅力です。
株価動向と予想
1/27:¥5,142 → 1/31:\5,288(+146円)
短期的には5,200円を目指し、中長期的には高配当と割安感を背景にさらなる上昇が期待されます。
- 買い理由
- 5,000円が下値支持線として機能しており、反発の兆候が見られます。
- また、配当利回りが高い(5.87%)ことから、投資家の買い意欲を支えています。
- 予想
- 短期的には5,200円を目指し、中長期的には高配当と割安感を背景にさらなる上昇が期待されます。
結果の考察
今週は決算の週だったのでじりじりと上昇し、場中決算で上方修正がされ急上昇しました。
EPSも上昇して利回りが6.43%に上がっているのでまだ買いが続くのではないかと思います。
まとめ
EPSとPERを見て上昇予想はしやすいかも!
以上