来週の株式市場予想（2024/10/28～2024/11/1）
日経平均は今週、じわじわと下落を続け、積極的な買いが抑えられた結果、10月2日以来の38,000円割れとなりました。
この背景には、選挙結果に対する不透明感が高まる中、外国人投資家が様子見の姿勢を強めていることがあると考えられます。
27日に予定されている衆議院選挙の投開票の結果、もし与党が過半数を下回るような状況になれば、さらなる株価下落やリスク回避の円買いが強まる可能性も考えられます。
一方で、予想外に与党が票を集めて過半数を確保するようであれば、日本株に対して買い戻しが先行し、株価が上昇に向かう展開が期待できるでしょう。
銘柄一覧と予想（2024/10/28～2024/11/1）
来週（2024/10/28～2024/11/1）の株価上昇銘柄を予想してみました。
株式投資において、短期・中期の移動平均線（5日線・25日線）の動きや、出来高に基づく底値の予測は、エントリータイミングを決定する上で非常に重要です。
また株価が下落中でも、週足の陽線や出来高の増加、移動平均線の動向から反発の兆しを見出すことができます。
今回は、アサヒ、ニデック、ローツェ、パイロット、セブン銀行、センコーHD、三井倉HDの7銘柄について、現在の株価とトレンドから予測を行います。
基本的には上昇トレンドの順張りスイングトレード向きの銘柄選択しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、銘柄選択の方法（スクリーニング）や株についての記事も書いているので参考にしていただければ！
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1. アサヒ (2502)
- 現在値：¥1,826
- 買い理由：株価は下落中ですが、今週の週足が陽線となり、出来高も上昇しているため買いのサインと判断。
会社情報
アサヒは、ビールや清涼飲料水などの飲料事業で知られる国内最大手の一つで、アジアや欧米にも事業展開しています。
株価予測
週足での陽線と出来高の増加から、短期的な底値をつけた可能性があります。目先2,000円の回復を視野に入れ、上昇トレンドに移行するか注目されます。
2. ニデック (6594)
- 現在値：¥3,123
- 買い理由：株価が下落中ですが、今週の週足が陽線で、出来高も増加中。
会社情報
精密モータや電子部品を手掛けるニデックは、自動車や家電業界に幅広く利用されるモータ製品を供給しています。
株価予測
今週の週足が陽線で出来高も上がっていることから、短期的な反発が見込まれます。3,200円台の上抜けが、上昇トレンドへの転換を示唆します。
3. ローツェ (6323)
- 現在値：¥1,985
- 買い理由：株価は下落中ですが、今週の週足が陽線を形成し、出来高も上昇。
会社情報
ローツェは半導体製造装置のメーカーであり、特にアジア市場での需要が高まっています。
株価予測
今週の週足陽線と出来高上昇が反発を示唆しています。目先2,100円の回復が見込まれ、さらに上昇する可能性があります。
4. パイロット (7846)
- 現在値：¥4,710
- 買い理由：5日線・25日線が上向きであるため買いサインと判断。
会社情報
筆記用具で世界的に知られるパイロットは、国内外で安定した市場シェアを持っています。
株価予測
5日線・25日線が上向きのため、上昇トレンドが続く可能性があります。5,000円台の突破を目指す展開が期待されます。
5. セブン銀行 (8410)
- 現在値：¥321
- 買い理由：5日線・25日線が上向き。
会社情報
セブン銀行はATMを中心とした金融サービスを提供し、全国に幅広いネットワークを展開しています。
株価予測
短期的な上昇トレンドが形成されつつあり、350円を目指す可能性が見込まれます。
6. センコーHD (9069)
- 現在値：¥1,369
- 買い理由：5日線・25日線が上向き。
会社情報
国内外の物流サービスを展開し、安定した成長を続けるセンコーHDは、インフラ事業としての信頼性が高いです。
株価予測
5日線・25日線の上昇基調から、さらなる上昇が期待されます。1,400円台の到達も見込まれ、買いのタイミングとして注目されます。
7. 三井倉HD (9302)
- 現在値：¥6,860
- 買い理由：5日線・25日線が上向き。
会社情報
物流や倉庫管理事業を担う三井倉HDは、安定した収益基盤を有しています。
株価予測
5日線・25日線の上向き傾向により、7,000円を超える展開も視野に入れており、今後の値上がりが期待されます。
まとめ
来週は総選挙後の市場となるので不安定な相場が続くと思うのですが、上記の銘柄が上昇余地があると見れれば買いかと思います。
今回の7銘柄は、移動平均線や週足のトレンドから買いサインが出ていると考えられます。
特に、アサヒやニデック、ローツェは週足での出来高増加と陽線が反発を示唆しています。
以上
