12月4日、良品計画(7453)は11月の既存店売上高は前年同月比19.2％増となり、10カ月連続のプラス成長、4カ月連続での2ケタ成長となっていると発表した。
この発表で、良品計画(7453)の株価が大幅続伸しました。
本記事では、この出来事とその株価への影響について詳しく解説します。
結論
良品計画<7453>は大幅続伸
・１１月の既存店売上高は前年同月比19.2％増と好調
・10カ月連続のプラス成長、4カ月連続での2ケタ成長
・順調な販売拡大を評価する動きが優勢
・上場来高値(4120円)に迫る勢い
1. 事業内容
良品計画株式会社（7453）は、日本を代表するライフスタイルブランド「無印良品（MUJI）」を展開する企業です。
1980年の創業以来、シンプルで機能的なデザインの商品を提供し、国内外で高い評価を得ています。
同社の事業は衣服、生活雑貨、食品など多岐にわたるカテゴリを網羅し、品質と価格のバランスを重視した商品展開が特徴です。
特に、環境や社会に配慮した持続可能な製品づくりに力を入れており、エシカル消費やサステナビリティを重視する顧客層から支持を集めています。
近年は国内市場に加え、中国を中心とする海外市場でも事業を拡大しており、グローバルブランドとしての地位を確立しつつあります。
最新ニュース：11月の既存店売上高が19.2％増、好調な業績で株価も大幅続伸
2024年12月4日、良品計画の株価が大幅続伸しました。
前日に発表された11月の月次動向が市場で評価され、投資家の注目を集めています。
同社の既存店売上高は前年同月比19.2％増と好調で、10カ月連続のプラス成長、さらに4カ月連続で2ケタ成長を達成しました。
客数・客単価がともに増加
11月の好調な業績を牽引したのは、以下の2つの要因です：
- 客数の増加
前年同月比で7.1％増加。広範な商品ラインアップや新規顧客の取り込みが奏功したとみられます。 - 客単価の上昇
同11.3％増加。高付加価値商品の販売拡大が寄与し、収益性が向上しました。
分野別成長：生活雑貨が好調
生活雑貨は引き続き高い成長率を維持し、11月も堅調な販売を記録しました。さらに、衣服部門でも増収率が上昇しており、多岐にわたる商品群がバランスよく売上を牽引しています。
参照：https://kabutan.jp/stock/news?code=7453&b=n202412040364
今後のポイント
11月単月の好調さに加え、9月から11月までの既存店売上高は前年同期比17.6％増と、3カ月間にわたって安定的な成長を示しました。
これにより、良品計画の事業基盤が国内市場でさらに強固なものとなりつつあることが確認されました。
また、既存店売上高の継続的なプラス成長は、同社のマーケティング戦略や商品展開が市場のニーズに合致していることを裏付けています。
現在、円高進行も伴い株価は上昇トレンドになっています。
上場来高値は4000円付近なのでそこまでは行くかはまだ不安要素があるため、3500円までは上昇して一服するのではないかと思います。
4. まとめ
良品計画は、11月の既存店売上高が前年同月比19.2％増と好調な結果を残しました。
10カ月連続のプラス成長は、同社の成長戦略が成功していることを示しています。
引き続き国内外での業績拡大が期待される一方、グローバル市場での競争力強化や環境対応への取り組みが中長期的な課題となりそうです。同社の今後の展開から目が離せません。
また、銘柄選択の方法（スクリーニング）や株についての記事も書いているので参考にしていただければ！
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