システムトレード検証(バックテスト)とは
システムトレードとは、あらかじめ設定した売買ルールに従って、コンピューターが自動で取引を行う手法です。
しかし、売買ルールによって損益が変わってきますので事前にどの売買ルールだったら利益が出やすいかなどを検証する必要があります。
そこで、本アプリでは過去の銘柄データを使って、自分の考えた投資戦略(ルール)が本当に通用するのかを検証できるようにしました。
システムトレード検証
使用方法
①検証したい銘柄の株価データ(日足)を抽出する

楽天証券(MARKETSPEED II)の場合:MARKETSPEED II操作ガイド
※上記画像(右上)の「ファイルに保存」から抽出できます。
SBI証券(HYPER SBI)の場合:HYPER SBI操作ガイド
※日足のデータを抽出してください。
対応CSVファイル形式:
・文字コード: Shift_JIS または UTF-8
・1行目にヘッダーが必要です。検証ルールによって必要な列が異なります。
・日付は新しいものから古いものへ降順に並んでいることを想定しています。
サンプルデータ(CSVファイル)
- ソフトバンクグループ(9984):株価データ.csvをダウンロード
- トヨタ自動車(7203):株価データ.csvをダウンロード
②各ルール設定を行う
CSVファイル:①で抽出したCSVファイルをアップロードする
取引期間:検証したい期間を選択する(※未入力の場合はCSV全体の期間で検証します。)
買いルール:
- 短期ゴールデンクロス (5日/25日):短い期間の平均線(5日線)が、長い期間の平均線(25日線)を追い抜いたとき。
- 中期ゴールデンクロス (25日/75日):中期間での平均線(25日線)が、長い期間の平均線(75日線)を追い抜いたとき。
- RSI逆張り (30以下から回復):RSIが「売られすぎ」ゾーン(30%以下)から抜けて上昇し始めたとき。
- 30日ブレイクアウト:株価が、ここ1ヶ月で一番の高値を更新したとき。
売りルール:
- 短期デッドクロス (5日/25日):短い期間の平均線(5日線)が、長い期間の平均線(25日線)を下回ってしまったとき。
- 中期デッドクロス (25日/75日):中期間での平均線(25日線)が、長い期間の平均線(75日線)を下回ったとき。
- RSI逆張り (70以上から下落):RSIが「買われすぎ」ゾーン(70〜80%以上)から抜けて下落し始めたとき。
- 25日移動平均線を下抜け:株価が、トレンドの基準線(25日線)を割り込んでしまったとき。
- 利益確定 / 損切り:「〇%儲かったら売る」「〇%損したら売る」と、あらかじめ決めておくルール。
初期資金・取引数量:想定する初期資金・取引数量を選択する。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/