近年、手軽に分散投資できる「ETF(上場投資信託)」が個人投資家の間で注目を集めています。
特に、日本や米国の主要なETFは低コストで高い利便性が魅力で、日々の価格チェックやトレンド分析に役立ちます。
今回は、毎日チェックしておきたいおすすめETFを日本、米国、他国のETFごとに分けてご紹介します。
また、新NISAでもおすすめETFとなっていますのでぜひ参考にしてもらえれば!
監視ETF一覧
日本ETFのおすすめ銘柄
・日経平均レバレッジ (1570)
・日経平均ダブルインバース・インデックス (1357)
・TOPIX連動型上場投信 (1306)
・東証グロース250ETF (2516)
・半導体関連-日本株式 ETF(2644)
米国ETFのおすすめ銘柄
・ダウ平均ETF (DIA)
・ナスダック100連動ETF (QQQ)
・S&P 500 ETF (VOO)
・3倍レバレッジS&P 500 ETF (SPXL)
・小型株ラッセル2000 ETF (IWM)
・半導体3倍ブルETF (SOXL)
他国ETFのおすすめ銘柄
・インド株式ETF (1678)
・中国株式ETF (1309)
日本ETFのおすすめ銘柄
1. 日経平均レバレッジ (1570)
参照:https://kabutan.jp/themes/?list=etf&market=0
- 概要:日経平均株価の変動率の2倍となるように計算された日経平均レバレッジ・インデックスに連動する上場投信(ETF)です。
取引量が多く流動性が高いため、短期トレードやデイトレードにも適しています。 - 特色:日本の景気動向を示す日経平均株価を直接反映するため、国内市場の動向を把握するうえで重要なETFの一つです。
日本の経済状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
2. 日経平均ダブルインバース・インデックス (1357)
- 概要:日経平均株価の変動率と逆の動きをする、マイナス2倍の値動きに連動するETF(上場投資信託)です。
こちらも取引量が多く流動性が高いため、短期トレードやデイトレードにも適しています。 - 特色:信用取引が出来なくても、日経平均株価が下がりそうだなと思った時に買える銘柄だと思います。
また、相場が下落する局面でのリスクヘッジとして役立ちますが、長期保有には不向きな点に注意が必要です。
3. TOPIX連動型上場投信 (1306)
- 概要:東証株価指数(TOPIX)に連動するETFで、日本全体の株式市場をカバーする銘柄です。
- 特色:大型銘柄から中小型株まで幅広く投資でき、日本全体の経済動向を反映するため長期保有にも適しています。
日本株で長期投資したいけど、どの銘柄に投資していいかわからない場合はこのETFでOKです!
日本の株式市場全体の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
4. 東証グロース250ETF (2516)
- 概要:東証グロース市場250指数に連動するETFで、日本の新興企業やベンチャー企業(中小型株)をカバーする銘柄です。
- 特色:東証グロース市場は、企業の「高い成長可能性」に着目している市場のため、日経平均株価やTOPIXとは異なる値動きをします。
また、金利の影響をすごく受けやすい市場となっています。(金利高株安、金利安株高)
日本のグロース株式市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
5. 半導体関連-日本株式 ETF(2644)
- 概要:半導体の製造や加工に関連したビジネスを行う日本企業で構成される株式インデックスETFです。
- 特色:最近トレンドの半導体関連を扱うETFです。こちらはトレンドの時にしか触れないかもしれませんが、このようにトレンドの銘柄だけを扱ったETFも多く存在するので、どの個別銘柄を触っていいかわからない場合はこのようなETFを買うのもありだと思います。
日本の半導体関連の株式市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
米国ETFのおすすめ銘柄
1. ダウ平均ETF (DIA)
- 概要:ダウ・ジョーンズ工業株30種平均指数に連動するETFで、安定的な銘柄が多く構成されています。
- 特色:アメリカ市場の景気を反映するETFとして注目度が高く、安定の銘柄で構成されているので分散投資にも役立ちます。
米国の株式市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
2. ナスダック100連動ETF (QQQ)
- 概要:ナスダック100指数に連動するETFで、特にハイテク銘柄が中心です。
- 特色:成長性の高いハイテク企業が多く含まれているため、リターンが期待できる一方で価格の変動が大きいです。
米国のハイテク株式市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
3. S&P 500 ETF (VOO)
- 概要:S&P 500指数に連動し、米国の主要500企業に幅広く投資するETF。
- 特色:米国経済の成長を反映する指標で、長期投資に最適なETFの一つとされています。
米国市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
4. 3倍レバレッジS&P 500 ETF (SPXL)
- 概要:S&P 500指数の3倍の変動に連動するレバレッジ型ETF。
- 特色:短期トレードでの利益獲得を目指す投資家に向いていますが、長期保有にはリスクが伴います。
5. 小型株ラッセル2000 ETF (IWM)
- 概要:米国小型株に連動するラッセル2000指数を追跡するETF。
- 特色:成長ポテンシャルの高い中小企業を中心としたETFで、中長期的なリターンが期待されます。
米成長小型株市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
6. 半導体3倍ブルETF (SOXL)
- 概要:米国市場に上場する半導体大型株で構成される半導体関連株に投資する指数を3倍の変動で追跡するレバレッジ型ETF。
- 特色:半導体分野の成長に賭ける場合に活用できる高リスク・高リターンのETFです。長期保有には不向きな点に注意が必要です。
米半導体関連市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
他国ETFのおすすめ銘柄
1. インド株式ETF (1678)
- 概要:インドルピーベースのNifty 50指数を対象株価指数とし、日本円換算した対象株価指数に連動する
- 投資成果を目指します。
- 特色:先進国株式と比較してリスクは高いですが、リターンも高い傾向があります。インドの長期的な成長を見込んで保有することで、高いキャピタルゲインを狙うことができます。
インド市場の状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
2. 中国株式ETF (1309)
- 概要:中国株式ChinaAMC50連動型投資信託で、上海証券取引所に上場するA株から選択された、規模および流動性の高い代表的な50銘柄で構成されています。
- 特色:先進国株式と比較してリスクは高いですが、リターンも高い傾向があります。中国の長期的な成長を見込んで保有することで、高いキャピタルゲインを狙うことができます。
中国の経済状況を確認したい場合もこちらで確認すると良いでしょう!
まとめ
今回は、日本と米国、そして他国の市場を代表するおすすめETFをご紹介しました。
それぞれのETFには特色があり、目的に応じた投資戦略を組むことが可能です。
日本国内での分散投資を考えるならば日経平均やTOPIX連動のETF、米国市場への積極的な投資ならS&P 500やナスダック100のETFを軸にした戦略が有効です。
また、他国の先進国や金など、リスク分散に特化したETFも取り入れることで、ポートフォリオ全体の安定性を高められます。
初心者から上級者まで幅広いニーズに対応できるETFの活用法をマスターし、賢く資産を増やしていきましょう。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
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