【要約】『バビロンの大富豪』から学ぶ資産形成!お金持ちになる7つの黄金法則!

バビロン大富豪 株の知識

「将来のためにお金持ちになりたいけれど、何から始めればいいかわからない」

「毎月ギリギリの生活で、貯金なんてできない」

「投資に興味はあるけれど、損をするのが怖い」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

実は、お金持ちになるための方法は、今も昔も大きく変わりません。

約100年前に書かれ、今なお世界中で読み継がれるお金のバイブル『バビロンの大富豪』には、普遍的な「黄金法則」が記されています。

この記事では、本書のエッセンスである「7つの教え」を、現代の日本でどのように実践すべきか、具体的なアクションプランとあわせて解説します。

これから資産形成を始めたい方必見の内容です。ぜひ最後まで読んで、今日からお金持ちへの第一歩を踏み出しましょう!

『バビロンの大富豪の教え』とは?

『バビロンの大富豪』(原題:The Richest Man in Babylon)は、1926年に米国のジョージ・S・クレイソンによって書かれた、資産形成に関する世界的ベストセラーです。

古代都市バビロンを舞台に、大富豪たちが実践していた「お金を増やし、守り、使うための知恵」が物語形式で語られています。

その教えは時代を超えて通用する普遍的なものであり、現代の多くの投資家やビジネスパーソンにも愛読されています。

お金持ちになるための「7つの黄金法則」

本書の結論とも言える、お金持ちになるための7つの教えは以下の通りです。

それぞれについて、現代的な解釈と具体的な実践方法を見ていきましょう。

その1:収入の10分の1を貯蓄せよ

「バスケットに毎朝10個の卵を入れ、毎夕そこから9個の卵を取り出すことを実行さえすれば、いずれバスケットは卵であふれかえるだろう」 (『バビロンの大富豪』より要約)

「収入の10%を貯金するなんて当たり前」と思うかもしれません。

しかし、実際に毎月欠かさず実行できている人は驚くほど少ないのが現実です!

日本のサラリーマンの生涯賃金は、平均で約2億〜2.5億円と言われています。

もし、その10%を確実に貯蓄し続ければ、それだけで2000万円〜2500万円の資産が築ける計算になります。

「老後2000万円問題」も、この習慣だけでほぼ解決できるのです。

【現代の実践術】「先取り貯蓄」を自動化する

意志の力に頼ってはいけません。

必ず収入の10%を貯金する方法としてオススメなのは、給料が入った時点で10%のお金を別の貯金用口座にすぐに入れておくことです!!

  • 会社の財形貯蓄制度を利用する
  • 銀行の自動積立定期預金を設定する

その2:欲望に優先順位をつけよ

収入が増えると、それに比例して支出も増えてしまいがちです(パーキンソンの法則)。

しかし、人間の欲望には際限がありません。「あれも欲しい、これも欲しい」と全ての欲望を満たそうとすれば、いくらお金があっても足りません。

重要なのは、自分にとって「本当に価値ある支出」を見極めることです!

【現代の実践術】家計簿アプリで「見える化」する

まずは自分が何にお金を使っているか把握しましょう。

  • 『マネーフォワード ME』や『Zaim』などの家計簿アプリとクレジットカードを連携させ、支出を自動記録する。
  • 支出を「消費(必要なもの)」「浪費(無駄遣い)」「投資(将来役立つもの)」に分類してみる。

その3:蓄えたお金を働かせよ(最重要)

お金持ちとは「お金をたくさん持っている人」ではなく、「お金を増やす仕組みを持っている人」のことです。

貯蓄した10%の種銭を、今度は投資に回して「お金自身に働いてもらう」のです。

現代において、この「お金を働かせる」最強のツールがNISA(少額投資非課税制度)iDeCo(個人型確定拠出年金)です。

【現代の実践術】インデックス投資を始める

投資の神様ウォーレン・バフェットも推奨する「インデックスファンド」への長期・積立・分散投資が王道です!

  • 新NISAを活用する:
    • 運用益が非課税になる恒久的な制度です。
    • まずは「つみたて投資枠」で全世界株式や米国株式(S&P500)などに連動する低コストな投資信託を積み立てましょう。
    • (参考:金融庁 NISA特設サイト
  • 最初は一時的にマイナスになることもありますが、10年、20年という長期視点で見れば、世界経済の成長に合わせて資産が増えていく可能性が高いです。

その4:危険や天敵からお金を堅守せよ

少しお金が貯まると、気が大きくなり「絶対に儲かる」「月利20%」といった怪しい儲け話に乗りたくなるものです。

しかし、リターンが大きすぎる話には必ず大きなリスク(裏)があります。

大切なお金を失わないためには、自分が理解できないものには投資しないという原則を守ることが重要です。

【現代の実践術】金融リテラシーを高める

  • 「元本保証で高利回り」は詐欺を疑う。
  • 銀行や証券会社の窓口でおすすめされる商品が、必ずしも自分にとってベストとは限らない(手数料が高い場合がある)ことを知る。

その5:より良きところに住め

これは単に「高級住宅街に住め」という意味ではありません。

「住居は生活の基盤であり、モチベーションや幸福度に直結する」という教えです。

職場に近い場所に住んで通勤時間を減らし自己投資の時間に充てる、治安が良く安心して眠れる場所に住むなど、自分にとってコストパフォーマンスの良い住環境を整えることは、立派な投資になります。

その6:今日から未来の生活に備えよ

人間はいつ病気になったり、働けなくなったりするかわかりません。

自分にもしものことがあった時、家族が困らないように備えておく必要があります。

【現代の実践術】公的制度+αで備える

日本には優れた社会保障制度があります。過剰な民間保険に入る前に、まずは公的制度を確認しましょう。

  • 遺族年金傷病手当金の仕組みを知る。
  • 老後資金のためにiDeCo(イデコ)を活用する:
    • 掛金が全額所得控除になるため、節税しながら老後資金を作れます。(参考:iDeCo公式サイト

その7:自分こそ最大の資本とせよ

7つの教えの中で最も確実で、リターンの大きい投資、それが「自己投資」です。

知識やスキルは誰にも奪われません。本を読む、資格を取る、新しい経験をする。

自分自身の「稼ぐ力」を高めることで、結果として入ってくるお金(収入の10%の額)も大きくなっていきます。

【現代の実践術】昨日より少しだけ賢くなる

  • 月に1冊はビジネス書や専門書を読む。
  • 健康維持のために運動を習慣化する(健康も重要な資本です)。
  • 副業に挑戦して、会社給与以外の収入源を作ってみる。

まとめ:知っているだけでは意味がない、今すぐ行動しよう!

『バビロンの大富豪』の教えは、シンプルですが強力です。

  1. 先取り貯蓄で種銭を作る(収入の1/10)
  2. 新NISAなどで長期投資をする(お金を働かせる)
  3. 自己投資で稼ぐ力を高める(最大の資本)

このサイクルを回し続けることが、現代における確実な資産形成の道です。

本記事を読んだ今が、人生で一番若い瞬間です。まずは「貯金用口座の開設」や「家計簿アプリのインストール」といった小さな一歩から始めてみましょう。

その一歩が、将来のあなたを大富豪へと導いてくれるはずです!

また、株式投資についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/