2026年も早いもので2月を迎えました。現在の日本株式市場は、国内外の経済回復基調、適度な円安進行、そして多くの企業が発表した堅調な決算を背景に、非常に力強い上昇トレンドを維持しています。
「今、どの銘柄を買えばいいのか?」
「短期から中期で利益を狙える銘柄は?」
と悩んでいる投資家の方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、2026年2月に狙いたい「買いのスイングトレード銘柄」を10銘柄厳選してご紹介します!
特に「上昇トレンドの順張り」と「直近高値更新」という、スイングトレードにおいて最も成功率の高いパターンに焦点を当てて分析しました。
投資初心者から中級者まで、明日からのトレード戦略に役立てていただける内容となっています。
- 2026年2月の相場観とスイングトレードの戦略
- 1. 三菱地所 (8802) :都市再開発と海外事業の二段構え
- 2. ふくおかフィナンシャルグループ (8354) :地銀再編と金利上昇の恩恵
- 3. オリックス (8591) :多角化経営の強みと高い自己資本利益率
- 4. 豊田通商 (8015) :トヨタグループの要、自動車需要を牽引
- 5. 三井物産 (8031) :資源価格高騰を味方にする最強の商社
- 6. ショーボンドホールディングス (1414) :インフラ老朽化対策の「本命」
- 7. 鹿島建設 (1812) :海外展開が加速する建設の雄
- 8. 大林組 (1802) :高還元姿勢への転換が株価を押し上げる
- 9. リンナイ (5947) :安定成長と配当が魅力の優良株
- 10. ダイフク (6383) :物流自動化(マテハン)の世界リーダー
- スイングトレード成功のための3つの鉄則
- まとめ:2026年2月は「順張り」が王道
2026年2月の相場観とスイングトレードの戦略
個別銘柄の解説に入る前に、現在の市場環境を整理しておきましょう。
2026年2月の日本株市場は、以下の3つの要因が追い風となっています。
- 衆議院選挙: 2月8日にある衆議院選挙の効果で株価が上昇しています。民党の獲得議席数が多いほど、株高、金利上昇、円安に進む可能性が高いです。
- テクニカルな強気サイン: 日経平均株価が重要な節目を突破し、多くの個別銘柄で「高値更新」という買いシグナルが出ています。
スイングトレードとは、数日から数週間(場合によっては1ヶ月程度)の短期間で売買を完結させ、利益を積み上げる手法です。この手法において最も重要なのは、「勢い(モメンタム)のある銘柄に乗ること」です。
それでは、私が厳選した10銘柄の詳細分析を見ていきましょう。
1. 三菱地所 (8802) :都市再開発と海外事業の二段構え

三菱地所は、日本を代表する不動産開発大手です。
丸の内エリアの大家さんとして知られる同社ですが、現在は世界規模での開発プロジェクトが結実しつつあります。

買い予想理由
2026年2月現在、株価は約4,200円で推移しており、直近の高値を明確に更新しました。
チャート上ではパーフェクトオーダー(短期・中期・長期の移動平均線が順に並ぶ状態)を形成しており、上昇トレンドは極めて強固です。
- 割安性: PBRは過去平均を上回っていますが、保有資産の含み益を考慮したNAV(純資産価値)ベースでは依然として割安と判断されています。
- 業績: 直近の経常利益は前年比9%増。都市再開発による賃料収入の増加に加え、米州・アジアでの物件売却益が寄与しています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 4,500円(約15%の上昇)
- 中期目標株価: 4,900円
- エントリーのポイント: 4,200円の大台が心理的・テクニカル的なサポートラインとなります。
- 押し目があれば積極的に狙いたい局面です。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=8802
2. ふくおかフィナンシャルグループ (8354) :地銀再編と金利上昇の恩恵

九州最大の広域地銀グループであり、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みでも他行を一歩リードしています。

買い予想理由
株価は6,866円。年初来高値を更新し続けており、強いモメンタムを感じさせます。
- 収益構造の改善: 過去12四半期にわたり、純利益率の向上が続いています。
- 株主還元: 直近で経常利益を6%上方修正し、あわせて配当予想も増額。利回り面での魅力も高まっています。
- マクロ環境: 国内の金利先高観が地銀株全体の追い風となっており、その中でも「勝ち組」とされる同社に資金が集中しています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 7,000円
- 中期目標株価: 7,500円
- エントリーのポイント:
- 短期的には現在買いですが、過熱感あるため7000円を達成したらすぐに調整する可能性があります。
- そのため短期的の買いが良いと思います。
- 逆に6,500円近辺まで調整したタイミングが絶好の買い場となります。
- 高値更新後の「初押し」を狙いましょう。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=8354
3. オリックス (8591) :多角化経営の強みと高い自己資本利益率

リースを祖業とし、現在は金融、不動産、事業投資など多角的に展開する総合金融グループです。

買い予想理由
株価は4,939円。10年来の高値を更新しており、長年のボックス圏を完全に上抜けた「大化け」の兆しを見せています。
- 圧倒的な実績: 過去1年のリターンは48%を超えており、市場平均を大きくアウトパフォームしています。
- 収益力: 経常利益は11%増の見込み。
- PBR1.22倍は一見割高に見えますが、同社の高いROE(自己資本利益率)を考えれば妥当、あるいは依然としてプレミアムがつく余地があります。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 5,200円
- 中期目標株価: 5,500円
- エントリーのポイント:
- 4,800円台が強力なサポート。
- ボラティリティがあるため、スイングトレードの回転売買にも適しています。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=8591
4. 豊田通商 (8015) :トヨタグループの要、自動車需要を牽引

トヨタ系の総合商社として、金属、自動車、アフリカ事業など独自の強みを持っています。

買い予想理由
株価6,334円。上昇トレンドの真っ只中にあり、直近の高値更新が強力な買いシグナルを発しています。
- アフリカ戦略: 独占的な地位を築いているアフリカ市場での自動車販売が好調で、他の商社にはない成長エンジンを持っています。
- 業績: 経常利益は7%増の見通し。EV(電気自動車)シフトやハイブリッド車の需要拡大が、部品・原材料供給を担う同社の収益を支えています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 6,500円
- 中期目標株価: 7,000円
- エントリーのポイント:
- 6,000円の節目を背にしてポジションを構築するのが理想的です。
- 再上昇トレンドの初期段階なのである程度のボラティリティは我慢しなければなりません。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=8015
5. 三井物産 (8031) :資源価格高騰を味方にする最強の商社

エネルギー、金属資源に圧倒的な強みを持つ総合商社です。

買い予想理由
株価5,176円。市場の一部では「資源価格一服」を懸念する声もありましたが、蓋を開けてみれば予想を上回る決算を発表。悪材料を跳ね返して上昇しています。
- 相対的な割安感: PBR1.75倍はセクター内でも決して高くなく、依然として割安判断が優勢です。
- 株主還元への期待: キャッシュフロー創出能力が高く、追加の自社株買い期待が株価の下支えになっています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 5,500円
- 中期目標株価: 6,000円
- エントリーのポイント:
- 5,000円の心理的節目を下値目安に。
- ボラティリティが高いため、短期的な値幅取りにも最適です。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=8031
6. ショーボンドホールディングス (1414) :インフラ老朽化対策の「本命」

橋梁や道路の補修・補強工事に特化した建設会社です。

買い予想理由
株価1,485円。年初来高値を更新中であり、地味ながらも極めて強固な上昇トレンドを描いています。
- 国策銘柄: 日本のインフラ老朽化は深刻な問題であり、メンテナンス需要は景気に左右されず右肩上がりです。
- 連続増配の安心感: 19期連続増配という実績は投資家からの信頼が厚く、PBR2.94倍という評価も「質の高い成長」として正当化されています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 1,600円
- 中期目標株価: 1,800円
- エントリーのポイント:
- 1,400円のサポートライン。
- 上昇トレンドも他の銘柄と比べてまだ若いため、まだまだ上を狙える見込みがあります。
- トレンドが崩れにくいため、じっくりと利益を伸ばすスイングに向いています。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=1414
7. 鹿島建設 (1812) :海外展開が加速する建設の雄

国内トップクラスの技術力を誇るスーパーゼネコンです。

買い予想理由
株価6,963円。直近の高値更新により、一段上のステージに入った感があります。
- 利益率の改善: 建設業界で懸念されていた資材高騰を乗り越え、採算重視の受注戦略が実を結び、経常利益25%増という驚異的な伸びを見せています。
- 海外での成長: 米国を中心とした海外事業が大きく貢献しており、国内の公共投資に依存しない体質が評価されています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 7,500円
- 中期目標株価: 8,000円
- エントリーのポイント:
- 6,500円近辺がサポートライン。
- アナリストの目標株価も引き上げられており、追随買いが期待できます。
- ただ2/12が決算のため注意も必要です。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=1812
8. 大林組 (1802) :高還元姿勢への転換が株価を押し上げる

関西に地盤を持ち、土木技術に定評があるスーパーゼネコンの一角です。

買い予想理由
株価3,968円。10年来の高値を更新しました。そのため、今後買いが入りやすいのではないかと思います。
- 資本効率への意識: 同社は株主還元方針を大幅に強化しており、それが市場から高く評価されています。
- 好調な地合い: 直近5営業日続伸するなど、非常に強い買い意欲が見られます。経常利益も10%増と着実です。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 4,300円
- 中期目標株価: 4,500円
- エントリーのポイント:
- 高値を更新していることから今が買いタイミングだと思われます。
- 3,800円がサポートラインとなるため確認しながら売買しましょう。
- 2/9が決算のためボラティリティに注意が必要です。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=1802
9. リンナイ (5947) :安定成長と配当が魅力の優良株

ガス給湯器や厨房機器で世界展開するトップメーカーです。

買い予想理由
株価4,242円。チャートは綺麗な右肩上がりを継続しており、直近高値を更新しています。
- 驚異の連続増配: 22期連続増配という実績は日本株の中でもトップクラスです。
- 割安な指標: PBR1.46倍、配当利回り2.36%と、成長株でありながらバリュー株としての側面も持ち合わせています。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 4,500円
- 中期目標株価: 4,700円
- エントリーのポイント:
- 下値が極めて堅いため、リスク・リワードの観点からもエントリーしやすい銘柄です。
- 決算まで株価上昇もしやすいと思われます。
参照:https://kabutan.jp/stock/chart?code=5947
10. ダイフク (6383) :物流自動化(マテハン)の世界リーダー

eコマースの拡大に欠かせない、自動倉庫や搬送システムの世界トップメーカーです。

買い予想理由
株価5,811円。10年来の高値を更新し、青天井モードに入りつつあります。
- 物流「2024年問題」後の追い風: 省人化・自動化投資は止まるところを知りません。
- 圧倒的なシェア: 物流自動化において世界シェア1位の地位は揺るがず、経常利益も堅調に推移しています。PBR5.07倍は一見高いですが、この成長率であれば許容範囲です。
株価予想とトレード戦略
- 短期目標株価: 6,200円
- 中期目標株価: 6,500円
- エントリーのポイント:
- 高値ブレイクをしており、買いタイミングだと思われます。
- 5,600円がサポートラインになるでしょう。
- ボラティリティが大きいため、利益確定と損切りのラインを明確にして挑みましょう。
スイングトレード成功のための3つの鉄則
今回紹介した銘柄を実際にトレードするにあたり、以下のポイントを意識してください。
- 損切りラインを事前に決める: どんなに良い銘柄でも、市場全体の急落には抗えません。エントリーと同時に、「買値から-5%」などの損切りルールを設定しましょう。
- 分割売買のススメ: 一度に全力買いするのではなく、打診買いから入り、思惑通りに動いたら買い増すスタイルがリスクを抑えられます。
- 地合いの変化に敏感になる: 個別株が上昇トレンドでも、日経平均全体が崩れれば一旦利益確定を優先させる柔軟性が重要です。
まとめ:2026年2月は「順張り」が王道
2026年2月の厳選10銘柄、いかがでしたでしょうか。
これらの銘柄に共通しているのは、「業績の裏付けがある上昇トレンド」と「高値更新による上値の軽さ」です。スイングトレードにおいては、逆張りを狙うよりも、こうした「強い銘柄」に乗るほうが、結果として効率よく利益を出せることが多いです。
特に不動産、金融、商社、建設といったセクターは、今の日本経済の力強さを象徴しています。
今回ご紹介した各銘柄のサポートラインや目標株価を参考に、ぜひあなた自身のトレードプランを組み立ててみてください。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
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