来週の株式市場予想(2024/11/18~2024/11/22)
日経平均株価
ここ最近の日経平均株価は横ばい続きで、方向性がまだ決まっていないですね。
三角持ち合いを形成して、下値切り上げをしているので上に上がりそうな気がするのですが、何か好材料が出ないと勢いずいて上昇するのは難しいでしょう。
米国相場でも大統領選挙で一時は上がったのですが、相場は落ち着いて貿易摩擦などで逆に下がり気味で、日本株にも悪影響を及ぼす感じになっています。
セクター別動向
最近の株式市場では、セクターごとに異なる動向が見られています。
食品業界では、お菓子関連銘柄である森永製菓やカルビーが軟調で、全体的に下げ基調が続いています。
ドラッグストア業界は、全般的に下げが目立っており、化学系銘柄も不調が多い状態です。
同様に、機械系銘柄や自動車業界も横ばいが続いており、時折下落する場面も見られています。
特に自動車関連は世界的な経済環境や需給の影響を受けやすく、軟調な動きが続いています。
商社系も同様に横ばいの傾向があり、大きな変動は見られません。
一方で、半導体関連銘柄も横ばいや下落が目立ち、成長セクターとして期待されている中で一服感が広がっています。
その中で、銀行業界が復調している点が注目されています。
低金利環境からの脱却を背景に、業績改善期待が強まり株価に反映されています。
また、通信系セクターでは上昇の動きが見られ、安定的な事業構造を持つ企業への投資意欲が高まっています。
全体的に、リスク回避の動きが強まる中でセクター間での温度差が大きく、銀行や通信といった安定感のある分野が注目されています。
銘柄一覧と予想(2024/11/18~2024/11/22)
来週(2024/11/18~2024/11/22)の株価上昇銘柄を予想してみました。
株式投資において、短期・中期の移動平均線(5日線・25日線)の動きや、出来高に基づく底値の予測は、エントリータイミングを決定する上で非常に重要です。
また投資家が注目する移動平均線のトレンドと出来高増加は、株価動向を予測する重要な指標です。
日本製鋼所、安藤・間、ベイカレント、みずほフィナンシャルグループの4銘柄について、現在の株価とトレンドから予想を行います。
基本的には上昇トレンドの順張りスイングトレード向きの銘柄選択しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/
1. 日本製鋼所 (5631)
- 現在値:¥6,015
- 買い理由:出来高が増加しており、5,800円付近で買い圧力が強く、さらなる上昇が期待される。
会社情報
日本製鋼所は、大型機械や原子力関連製品を製造する大手企業で、国内外のエネルギー需要に応じた製品供給を行っています。
特に原子力設備やプラント関連に強みを持ち、将来的な成長性が注目されています。
株価予測
出来高の増加と5,800円付近での底堅さが見られるため、6,200円への上昇が期待されます。
トレンドが継続するか、今後の出来高動向が鍵となります。
2. 安藤・間 (1719)
- 現在値:¥1,173
- 買い理由:5日線・25日線が上向き、出来高も増加傾向にあり、1,200円までは上昇が見込まれる。
会社情報
安藤・間は、日本国内の総合建設業を担う企業で、特にインフラ整備や建築分野での実績が豊富です。
公共事業や再開発プロジェクトにおいて、安定した受注を確保しています。
株価予測
5日線・25日線が上向きで、短期的には1,200円を目指す展開が期待されます。
特に出来高増加が続く場合、さらに上昇する可能性も高いです。
3. ベイカレント (6532)
- 現在値:¥5,791
- 買い理由:5日線・25日線が上向き、出来高を伴い株価が上昇しており、買い圧力が強い。
会社情報
ベイカレントは、コンサルティング事業を展開する企業で、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を得意としています。
IT化需要の高まりを背景に、顧客企業へのソリューション提供を拡大しています。
株価予測
5日線・25日線が上昇トレンドを形成しており、短期的には6,000円を目指す可能性が高まっています。
出来高が増加傾向にある点もポジティブな要因です。
4. みずほフィナンシャルグループ (8411)
- 現在値:¥3,765
- 買い理由:5日線・25日線が上向きで、株価の安定した上昇が期待される。
会社情報
みずほフィナンシャルグループは、国内外で幅広い金融サービスを提供する大手金融機関です。
グローバルな経済回復の影響を受け、収益改善が見込まれています。
株価予測
移動平均線が示す上昇トレンドが続けば、3,800円を超える展開が期待されます。
決算で急上昇していることから数日はまだ上昇しそうなので3800円を目安に売買すれば良いでしょう。
特に銀行株全体の好調が続く中、安定した値動きが予想されます。
まとめ
今回取り上げた日本製鋼所、安藤・間、ベイカレント、みずほフィナンシャルグループの4銘柄は、いずれも移動平均線の上向きや出来高の増加といった買いシグナルが点灯しています。
これらの指標に基づく投資判断は、短期的なリターンを狙う投資家にとって有益な材料となるでしょう。
以上