来週の株式市場予想(2024/11/11~2024/11/15)
日経平均株価
8日の米国株式市場は上昇し、ダウ平均は前日比259.65ドル高の43,988.99ドル、ナスダックは17.32ポイント上昇して19,286.78で取引を終え、いずれも史上最高値を記録しました。
一方、今週の日経平均は4万円目前で伸び悩み、上値の重い展開が続いています。
来週には11日から特別国会が開かれ、首相指名選挙が予定されています。
石破氏が新政権を率いる見通しが濃厚ですが、自民党と公明党の連立に加え、国民民主党との部分連携も模索しており、政権の安定運営には不透明感があると指摘されています。
この政治的不安定が外国人投資家の買い意欲を抑える要因になる可能性もあります。
また、来週は決算発表が約1,400社にのぼる予定で、指数は膠着状態が強まり、個別銘柄中心の動きが予想されます。
さらに、取引時間が延長されたことで15時発表の決算が取引に反映される影響も大きく、プライム市場での売買代金の増加が見込まれます。決算を材料とした活発な取引が来週も期待されるところです。
米国経済に関しては、バブルのピークではないかという見方も広がっています。
今回の大統領選でトランプ氏が再び政権を担うことになれば、今後の経済運営が注目されています。
ただし、一般にバブル崩壊は安心感が広がったときに起こる傾向があり、米国経済が本格的に崩れるのは、誰もが大丈夫と考える時期かもしれません。
銘柄一覧と予想(2024/11/11~2024/11/15)
来週(2024/11/11~2024/11/15)の株価上昇銘柄を予想してみました。
株式投資において、短期・中期の移動平均線(5日線・25日線)の動きや、出来高に基づく底値の予測は、エントリータイミングを決定する上で非常に重要です。
また株価が下落中でも、週足の陽線や出来高の増加、移動平均線の動向から反発の兆しを見出すことができます。
MonotaRO、旭化成、日本ゼオン、太陽ホールディングス、ノジマ、パイロット、三菱UFJ、三井住友トラスト、SBIホールディングス、オリックスの10銘柄について、現在の株価とトレンドから予想を行います。
基本的には上昇トレンドの順張りスイングトレード向きの銘柄選択しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/
1.MonotaRO (3064)
- 現在値:¥2,669
- 買い理由:5日線・25日線が上向きのため、短期的な上昇トレンドが期待される。
会社情報
MonotaROは工業用品の通販サイトを運営し、特に中小企業向けのニッチな市場で成長を続けています。
ネット通販の拡大に伴い、さらなる需要が見込まれます。
株価予測
5日線と25日線が上向きで、強気の買いシグナルが点灯しています。
短期的には2,700円超えを目指す展開が予想されます。
2.旭化成 (3407)
- 現在値:¥1,143
- 買い理由:5日線・25日線が上向きで上昇トレンドが形成されている。
会社情報
旭化成は化学、医薬品、住宅など多岐にわたる事業を展開しています。
特に環境対応技術やリチウムイオン電池材料の開発に注力しており、成長が期待されています。
株価予測
移動平均線の上向きが示唆するように、今後は1,200円を目指す動きが期待されます。
3.日本ゼオン (4205)
- 現在値:¥1,467
- 買い理由:5日線・25日線が上向きであるため、さらなる上昇が見込まれる。
会社情報
日本ゼオンは化学製品のリーディングカンパニーで、特に合成ゴムや電子材料に強みを持っています。
自動車や電子部品向けの需要が今後の成長を後押しするでしょう。
株価予測
5日線・25日線の上昇により、短期的には1,500円を目指す可能性が高まっています。
4.太陽ホールディングス (4626)
- 現在値:¥4,125
- 買い理由:5日線・25日線が上向きであることから、上昇トレンドが期待される。
会社情報
太陽ホールディングスは、電子材料やプリント基板用インクの製造を行う企業で、特に半導体業界との関連が強いです。
5GやIoTの普及が需要増に繋がっています。
株価予測
4,200円を突破する動きが期待され、さらなる上昇の可能性が示唆されています。
5.ノジマ (7419)
- 現在値:¥2,227
- 買い理由:5日線・25日線が上向きであることから、短期的な上昇が見込まれる。
会社情報
ノジマは、家電量販店チェーンを展開し、特にスマートフォン販売に強みを持つ企業です。
高い販売力で安定的な売上を確保しています。
株価予測
2,250円を目指す上昇が予想されます。
6.パイロット (7846)
- 現在値:¥5,022
- 買い理由:5日線・25日線が上向きで上昇トレンドが続いている。
会社情報
筆記具メーカーとして世界的に知られるパイロットは、高品質な製品を提供しています。
特に海外市場での需要拡大が期待されます。
株価予測
5,100円の壁を突破するかが注目され、突破後はさらに上昇する可能性があります。
7.三菱UFJ (8306)
- 現在値:¥1,769
- 買い理由:5日線・25日線が上向きで上昇トレンドが形成されている。
会社情報
日本最大級の金融機関である三菱UFJは、国内外で幅広く金融サービスを提供しています。
低金利の影響からの脱却が注目されています。
株価予測
1,800円の節目を突破すれば、さらなる上昇が期待されます。
8.三井住友トラスト (8309)
- 現在値:¥3,582
- 買い理由:5日線・25日線が上向きであるため、さらなる上昇が期待される。
会社情報
三井住友トラストは、信託業務や資産運用業務を中心に展開している大手金融機関です。
安定した収益基盤を持っています。
株価予測
3,600円を突破する展開が予想されます。
9.SBIホールディングス (8473)
- 現在値:¥3,582
- 買い理由:5日線・25日線が上向きで、短期的な上昇トレンドが見込まれる。
会社情報
SBIホールディングスは、金融サービスやフィンテック事業を展開し、特にインターネット金融に強みを持つ企業です。
株価予測
SBIホールディングスは、11/8の決算では増益で着地しており、馬中決算でも落下しなかったことから、来週以降も伸ばしそうです。
3,600円を超えればさらなる上昇が期待されます。
10.オリックス (8591)
- 現在値:¥3,493
- 買い理由:5日線・25日線が上向きであるため、上昇トレンドが継続中。
会社情報
オリックスはリース事業を中心に多角的な事業展開をしており、特に不動産やエネルギー事業が注目されています。
株価予測
オリックスの決算も悪くなく、場中決算だったのですが落下せずに上昇をキープしたことから来週以降も上昇しそうです。
3,500円を突破すればさらに上昇が期待される局面にあります。
まとめ
移動平均線が上向きの銘柄は、上昇トレンドのサインとして注目されます。MonotaRO、旭化成、日本ゼオンなど各銘柄が堅調に推移する中、短期的にはさらなる値上がりが期待される状況です。
以上