まず著者Cisとは、、
簡単に紹介すると、1人で230億円を株で稼いだ伝説のトレーダーです。
2018年までに230億円の資産を築いた、日本を代表する個人投資家。大学4年生で株式口座を開き、投資を始める。2002年にデイトレを開始し、2年後には資産6000万円へ到達し退職。異名は「一人で日経平均を動かせる男」。著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』はベストセラーに。
https://froggy.smbcnikko.co.jp/series-name/biographies-cis/
ではそんなcisさんが掲げている投資の哲学を紹介していきますので、ご参考になれば幸いです。
①「上がる株は上がり続け、下がる株は下がり続ける」
株価が上がるのは買おうとする人や資本が多いから、逆に下がるのは売ろうとする人や資本が多いから。
上がるのも下がるのも理由がある。
であれば、マーケットの潮目に沿って行動することが1番勝つ可能性が高い。
上がっているうちは持っておくのが基本。
今買われている(売られている)という事実がある以上、上がり続ける株は上がり、下がり続けている株は下がり続ける可能性が高い!
下がっているから、次はそろそろ上がるだろうといった思考(逆張り思考)は希望的観測でしかない。
②「押し目買いをするな!」
押し目買いは逆張りなのでやってはいけない。
→押し目で上がっているのであれば買いになる(順張り)。
③目先の利確に走るな!
目先の利確に走れば大勝はなくなる。
下がった株は塩漬けにして、上がった株はすぐに利確をしてしまうのが人間の本能だが、下がる株は下がり続けるし、上がる株は上がり続ける可能性が高いのだがら、下がっている株はすぐに損切りして、上がる株は下がるまで持ち続けたほうが良い。
Cisさんの株取引結果はほとんどがトントンかちょい負けである。しかし、230億円を稼いだ理由としては負け額に対して10倍や20倍の金額を勝つことがあるから、勝率ではトータルでプラスになっている。
勝つためには、長い目で見て得となる可能性が高い売買を積み重ね続けるべき。
④ナンピンは最悪。。
ナンピンは失敗しているにも関わらず掛け金を増やしているのでさらに傷が深くなる可能性のほうが高い。
負けた時にやるべきなのは、失敗を認めてすぐに損切りをすることが大事。
⑤個人投資家にとってリスクヘッジは無駄
リスクを分散させるためにヘッジを使うのはリターンを薄めるだけである。
ヘッジは損失をだしてはいけない機関投資家のみがやれば良い。
個人投資家は余剰資金でやっていて、失っていい覚悟でやっているのだからリスクヘッジはおすすめしない。
⑥配当狙いは儲からない
長期投資は儲からないからやらない。理由としては半年後や10年後の株価なんて予想できるわけない。
→今買われている会社は今後も短期的に買われる可能性が高いので優位性がある。今ある優位性に張るのは長期の展望より確実。
⑦メディアはあてにしない
メディアは起きた事象に対して勝手に理由付けをしているからである。
まとめ
上がっている株を買い、下がっている株は買うな!!
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
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