今回は、来週(2025/1/20~2025/1/24)で下値抵抗線や移動平均線が指標となり、反発が期待される4つの注目銘柄をご紹介します。
それぞれの企業情報、買い理由、予測をわかりやすく解説します。
短期トレードや中長期保有を検討中の方はぜひご参考にしてください。
来週の株式市場予想(2025/1/20~2025/1/24)
日経平均株価
今週の日経平均株価は長期線を割って、なかなか弱い相場になっています。
週末では38000円の下値抵抗線となっており、反発しましたが38000円を割るかどうかで今年の相場が決まってきそうです。
また、市場には「3月と予想していた追加利上げが1月にも行われる可能性が出てきた」(市場関係者)との観測が強まり、円高になっており来週の株価にも影響が出そうである。
来週23~24日に日銀金融政策決定会合が開催されるので要注意です。
そんななか、来週は20日にトランプ次期大統領の就任となり、米国株は盛り上がっていく可能性があるが、トランプ政権で関税がどう影響してくるかも不安なので日本株ではなかなか難しい相場になってきそうです。
銘柄一覧と予想(2025/1/20~2025/1/24)
来週(2025/1/20~2025/1/24)の株価上昇銘柄を予想してみました。
しかしながら、来週も日本株は弱く、全体的に株価は下がっていくことが予想されます。
そのため、今回は底値反発が期待される銘柄と上昇トレンドを継続している銘柄を選択しています。
ぜひエントリーチャンスがあれば参考にしていただければと思います。
スイングトレードとは、
長期にわたってポジションを保有するのではなく、数日から数週間という短い期間で完了する取引のことを言います。
短期売買のため、ファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析をより重視するスタイルとなります。また、スイングトレードを好むトレーダーは、大きな利益よりも小さい利益を積み重ねることを重視します。
来週はTDK、川崎汽船、ローツェ、宝ホールディングスの4銘柄について、現在の株価とトレンドから予想を行いました。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/
1. TDK (証券コード: 6762)
企業情報
TDKは、磁気テープで有名な日本のエレクトロニクス企業で、現在では電子部品、センサー、エネルギーデバイス分野に注力しています。
特にEVや5G関連市場での需要が成長を支えています。
株価動向と予測
現在値: ¥1,838
- 買い理由:
- 株価は1,800~1,850円が下値抵抗線として機能し、週末には下ヒゲを伴う陽線で終えています。
- 反発の兆候がテクニカル的に確認されています。
- 予想:
- 短期的には1,900円付近への戻りが期待でき、5GやEV関連市場の好調が中長期の追い風となる可能性があります。
2. 川崎汽船 (証券コード: 9107)
企業情報
川崎汽船は、日本の海運業界を代表する企業の1つで、輸送船舶やコンテナ船、LNG船の運航を行っています。
国際物流の需要増加を背景に、業績を拡大しています。
株価動向と予測
現在値: ¥1,967
- 買い理由
- 株価は2,000円が下値支持線となっており、反発が期待されます。
- また、配当利回りが約5%と高く、配当狙いの買いが入りやすい状況です。
- 予想
- 短期では2,100円を目指した上昇が期待されます。
- 中長期的にも物流需要の拡大を背景に堅調な動きが見込まれます。
3. ローツェ (証券コード: 6323)
企業情報
ローツェは、半導体製造装置や液晶ディスプレイ用機器の設計・製造を行うメーカーです。
半導体市場の成長に伴い、注目度が高まっています。
株価動向と予測
現在値: ¥1,704
- 買い理由
- 5日線・25日線が上向きになり、短期的な上昇トレンドが確認されています。
- また、出来高の増加が買い意欲の強さを示しています。
- 予想
- 株価は1,800円を目標に上昇する可能性があり、半導体需要の拡大を背景にさらなる成長が期待されます。
- 短期トレードにも適した銘柄です。
4. 宝ホールディングス (証券コード: 2531)
企業情報
宝ホールディングスは、日本酒や焼酎などのアルコール飲料を中心に、食品事業も展開する総合メーカーです。
安定した収益基盤を持ち、国内外での市場拡大を目指しています。
株価動向と予測
現在値: ¥1,369
- 買い理由
- 5日線・25日線が上向き、堅調なトレンドが続いています。
- 飲料業界全体が堅調な中、同社も注目されています。
- 予想
- 短期的には1,400円付近への上昇が期待され、業績の安定性を考慮すると中長期的な保有にも向いています。
まとめ
今回ご紹介した4銘柄は、いずれも下値のサポートラインや移動平均線が買いのサインを示しており、短期的な反発が期待される状況にあります。
また、業績の安定性や成長性を考慮すると、中長期投資にも適した銘柄です。
投資を検討する際には、それぞれのリスクとリターンを十分に評価し、分散投資を心がけましょう。
以上