具体的な数字や分析手法でひも解く、これまでになかった実践的な「本当のバフェット流投資術」。
世間が混乱し多くの人々がパニックで右往左往しているときでも、なぜ大儲けできるのか?
「株を買ったらずっと保有している長期投資家」という単純な理解をされがちなバフェットの「優良な企業をバーゲン価格で買うコツ」をわかりやすく解説します。
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「バフェット」とは
ウォーレン・バフェットは、1930年に米国のネブラスカ州オマハで生まれ、現在もオマハに暮らしながら投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めている。繊維会社だったバークシャー・ハサウェイ社を1965年に買収し再建に乗り出した。結局、繊維事業を立て直すことはできなかったが、保険事業を中心とした投資会社として生まれ変わり、数々の企業への投資を繰り返してきた。今では、世界でもトップクラスの巨大企業へと成長している。
お金を増やす7つのポイント
始めにこの本の結論である7つの教えを紹介します。
その1:他人が強欲な時は控えめに、大衆が怯えている時は大胆に
その2:その企業の定価を理解する
その3:衰退産業であっても唯一無二の価値がある企業を見つけろ
その4:バブルが崩壊する前に売る
その5:価格競争の激しい産業の投資は控えめに
その6:自社株買いをしている企業は買い
その7:過度な分散投資は行わないこと
その8:株の売買する指標
その9:経営者の有能無能関係なく、業績を上げれる企業は買い
その10:自分が知らない(理解できない)企業には投資しない
その11:投資判断の基準は「PER」「ROE」「売上高利益率」である。
その12:ベンジャミン・グレアムによる「防衛投資家の4原則」
その1:他人が強欲な時は控えめに、大衆が怯えている時は大胆に
「参加者の気分で株価が形成されている市場価格」と「会社の本質的な市場価格」が乖離しまくっている時が投資のチャンスである。
その2:その企業の定価を理解する
その企業の定価をあらゆる情報からあぶり出して、現在のその価格よりも低ければ投資のチャンスである。
会社の価値がわかれば、投資の8割は成功である。
その3:衰退産業であっても唯一無二の価値がある企業を見つけろ
例えば、コカ・コーラやジレットは成熟した企業でもあるにも関わらず息が長い、その理由として参入障壁がある。コカ・コーラやジレットのような商品を作って売ることは凄く難しく唯一無二の優良企業とも言える。
また、半導体や飛行機関連の企業は製造のコストが高く、何かがあった時に大損害に繋がるが、タバコやコカ・コーラなどがあまりコストが掛からないのに商品の値段が高く利益が高い産業も優良企業だと言える。
その4:バブルが崩壊する前に売る
バブルはオーバシュートするものでギリギリまで待とうとしないこと。
いつバブルが崩壊するなんて誰も分かりません、欲張りすぎているうちにバブルが崩壊し逆に痛手を負うことになります。
そのため安い株価で仕入れてバブルが崩壊する前に売ることを徹することできちんと収益を得ることが可能となります。
その5:価格競争の激しい産業の投資は控えめに
バフェットは価格競争の激しく、誰でも作れる製品やサービス(衣類・家電製品など)を展開している企業に投資するのはリスクだと考えています。
逆に参入障壁が高く価格競争がない企業(例えばインフラ系など)であれば安定した利益が挙げられて安定して投資もできると考えます。
その6:自社株買いをしている企業は買い
企業の余剰資金を自社株買いに回しているということは十分な設備投資などが行き届いた上で更に資金が余っている状態で尚且つ自社の将来にも希望を持っていることが示されているので買いといった判断になります。
また、自社株買いを行うことで市場に流通している株数が減り、株価が上昇していくことも見込めるからです。
その7:過度な分散投資は行わないこと
分散投資をすることでリスク軽減になることは皆さんご存知だと思いますが、日経225以上の銘柄数を保有したとしてもそれはただ日経平均と同じ推移をしていくだけのものとなります。
個人投資家であれば多くても保有数を10銘柄に絞りこみ、空で保有銘柄の業績などを言えるくらいにならないと株で成功することは難しいでしょう。
その8:株の売買する指標
バフェットはPER10倍以下の時に買い、PER30倍くらいの時に売ることが多いそうです。
その9:経営者の有能無能関係なく、業績を上げれる企業は買い
カリスマ経営者ひとりのお陰で業績を上げている場合、その経営者がいなくなった途端に業績が落ち込む企業はダメ。
誰が経営しても業績が好調な企業こそ投資対象である。
その10:自分が知らない(理解できない)企業には投資しない
自分が知らない(理解できない)投資先に投資するのはギャンブルと同じことである。
そのため一旦投資先を理解した上で納得することが出来れば投資しても良いということです。
その11:投資判断の基準は「PER」「ROE」「売上高利益率」である。
バフェットの投資実績から、
・PERは15倍以下(できれば10倍以下)
・ROEは12%以上(できれば15%以上)
・売上高利益率は10%以上
と推測されます。
また、その数値が何年間続いているかをチェックする必要があります。(10年間で見てみましょう)
特にROEは安定して高いかどうかをチェック!
その12:ベンジャミン・グレアムによる「防衛投資家の4原則」
①適切な規模(売上高100億円以上、安定は1000億円以上)
②財政状態が過去10年間良い
③最低でも過去20年間継続的な配当がある
④過去10年間赤字決算がない
まとめ
まだまだ紹介し切れていないことがあるので、実際に書籍を読んでみると新たな発見があると思いますのでぜひおすすめします!マンガ版もあり面白く見れると思います!
本記事や本を読み終わったら、即行動が大事なので自分ができることから始めることでお金持ちになる確率が大きくUPするので一緒に頑張りましょう!
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/
以上