日本市場の主要株価指数まとめ (2024/11/18~2024/11/22)
- 日経平均株価: 38,283円 (前週比:-359円, -0.9%)
- TOPIX: 2,696円 (前週比:-15円,-0.6%)
- JPX日経インデックス400:24,542円 (前週比:-151円, -0.6%)
- 東証グロース市場250指数:634円 (前週比:+8円, +1.4%)
- 東証REIT指数: 1,681円 (前週比:+19円, +1.1%)
現在の日本市場は、日米政治情勢を背景に、上値の重さが目立つ展開となっています。
40000円の壁は分厚く、38000円を支持線にリバウンドし、40000円で落下するといった綺麗なレンジ相場を形成しています。
このレンジ相場に追随していくのであれば来週からは40000円までは株価はじりじりと上昇していくのではないかと思います。
しかしながら、大統領選挙・決算などのイベントも通過し、直近では目立った材料が乏しく、手掛かりに欠ける状況が続いています。
今後、年末相場に移行する中で注目されるのは、12月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と18~19日の日銀金融政策決定会合です。
FOMCでは12月利下げが期待されていましたが、トランプ政権にもなりアメリカ経済も悪くないのですぐに利下げをしないのではないかと一部では囁かれています。
利下げがないとなると米国相場の年末ラリーも危うくなりますね。。。
また、日銀金融政策決定会合では今年はもう利上げしないと踏んでいるので無風で通過して欲しいところです。
これらのイベントに加えて、米国の12月雇用統計や消費者物価指数(CPI)も焦点となりますが、一部のアナリストは「日米ともに金融政策が現状維持にとどまる可能性がある」と見ています。
今年の主要イベントがすでにほとんど消化されていることから、材料不足のなかで膠着した相場が続く展開も想定されます。
そのため、今年の残りはいかに上昇する個別銘柄を見つけて投資していくかが焦点になるのではないかと思います。
特に為替動向やトランプ政策に左右される輸出株ではなくて、買いの安心感が指摘される内需系の株が今後伸びるのではないかと思います。
銘柄一覧と予測(2024/11/18~2024/11/22)
今週(2024/11/18~2024/11/22)の株価上昇銘柄を予想結果と考察をしてみました。
日本製鋼所、安藤・間、ベイカレント、みずほフィナンシャルグループの4銘柄について、現在の株価とトレンドから予想を行いました。
基本的には上昇トレンドの順張りスイングトレード向きの銘柄選択しています。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
https://blog-hero.com/
1. 日本製鋼所 (5631)
- 11/18:¥5,940 → 11/22:\6,486(+546円)
- 買い理由:出来高が増加しており、5,800円付近で買い圧力が強く、さらなる上昇が期待される。
会社情報
日本製鋼所は、大型機械や原子力関連製品を製造する大手企業で、国内外のエネルギー需要に応じた製品供給を行っています。
特に原子力設備やプラント関連に強みを持ち、将来的な成長性が注目されています。
株価予測
出来高の増加と5,800円付近での底堅さが見られるため、6,200円への上昇が期待されます。
トレンドが継続するか、今後の出来高動向が鍵となります。
結果の考察
日本製鋼所では予想通り出来高増加で買い圧力が強く、株価も目標値まで上がってくれました。
日製鋼が上昇した理由は、大口資金流入で急騰したと考えられます。トランプ効果で防衛関連株人気に乗り年初来高値更新しました。
出来高が上昇していたのは理由があったんですね。
やはり出来高の上昇は株価変動にいち早く気づくことができますね!
2. 安藤・間 (1719)
- 11/18:¥1,175 → 11/22:\1,210(+35円)
- 買い理由:5日線・25日線が上向き、出来高も増加傾向にあり、1,200円までは上昇が見込まれる。
会社情報
安藤・間は、日本国内の総合建設業を担う企業で、特にインフラ整備や建築分野での実績が豊富です。
公共事業や再開発プロジェクトにおいて、安定した受注を確保しています。
株価予測
5日線・25日線が上向きで、短期的には1,200円を目指す展開が期待されます。
特に出来高増加が続く場合、さらに上昇する可能性も高いです。
結果の考察
安藤・間では予想通り出来高増加で買い圧力が強く、株価も目標値まで上がってくれました。
5日線に株価が割り込まない限りは保有していて、上昇トレンドに乗ることが大事だとわかりますね。
1200円が抵抗線になっているので警戒はしていた方が良いかもしれません。
3. ベイカレント (6532)
- 11/18:¥5,658 → 11/22:\5,469(-189円)
- 買い理由:5日線・25日線が上向き、出来高を伴い株価が上昇しており、買い圧力が強い。
会社情報
ベイカレントは、コンサルティング事業を展開する企業で、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を得意としています。
IT化需要の高まりを背景に、顧客企業へのソリューション提供を拡大しています。
株価予測
5日線・25日線が上昇トレンドを形成しており、短期的には6,000円を目指す可能性が高まっています。
出来高が増加傾向にある点もポジティブな要因です。
結果の考察
ベイカレントでは出来高が減り、資金が別のところに移動したことで株価も下がったと考えられます。
また、上昇するようであれば買いです。
4. みずほフィナンシャルグループ (8411)
- 11/18:¥3,765 → 11/22:\3,835(+70円)
- 買い理由:5日線・25日線が上向きで、株価の安定した上昇が期待される。
会社情報
みずほフィナンシャルグループは、国内外で幅広い金融サービスを提供する大手金融機関です。
グローバルな経済回復の影響を受け、収益改善が見込まれています。
株価予測
移動平均線が示す上昇トレンドが続けば、3,800円を超える展開が期待されます。
決算で急上昇していることから数日はまだ上昇しそうなので3800円を目安に売買すれば良いでしょう。
特に銀行株全体の好調が続く中、安定した値動きが予想されます。
結果の考察
みずほFGでは、依然銀行系にモメンタムがあり上昇し続けてくれました。
週末にかけて出来高が減り、勢いが落ち着いてきた感はあるので警戒ですね。
まとめ
出来高がピークアウトしている銘柄にも手を出さない!
以上