こんにちは、yuusya(見習い)です!
決算シーズンが近づいてくると、株式市場も活気づきますよね。
今回は、私が「決算またぎ」に挑戦した体験談をお伝えします。
決算またぎとは、決算発表前に株を買い、発表後の株価変動を狙って利益を得ようとする投資手法のことです。
しかし、この手法には思わぬリスクも伴います。
今回の記事では、私が好決算を予想して挑戦した2つの銘柄の結果や失敗から学んだことを詳しくご紹介します。
結論
・市場が既に好材料を織り込んでいる場合、好決算でも株価が下落することがある
→決算内容だけでなく市場の期待を把握する
・決算で株価上昇するには、「サプライズ性」が重要!
→市場予想を上回る裏切りが必要
・余程自信がない限りは決算またぎはしない方が良い
決算跨ぎの挑戦:選んだ2銘柄
1. 【2157】コシダカホールディングス
最初に購入したのは【2157】コシダカホールディングスです。
決算日は7月11日15:00で、私は当日午前中にオレンジ矢印(1200円)の株価でエントリーしました。
決算結果は期待通り、「3-5月期(3Q)経常利益が2倍増益」「今期配当を2円増額修正」と好決算でした。
しかし!
翌日の7月12日、株価は一時的に上昇したものの、急激に下落を始めました; ;
私は焦りながらも青矢印(1150円)で売却。結果として5,000円の損失を出しました。
まだ損切が早くできて良かったと逆に自分を褒めたいです…
敗因の分析
- 市場では既に好決算が織り込まれており、「材料出尽くし感」が優勢になった。
- 過去の決算後に株価が大きく上昇していたため、短期的な利益確定売りが集中した。
2. 【3093】トレジャーファクトリー
次に購入したのは【3093】トレジャーファクトリーです。
決算日は7月12日15:00で、私は注文を7月12日の午前にオレンジ矢印(1845円)のところでエントリーしました。
決算結果は「上期経常利益を15%上方修正」「最高益予想を上乗せ」「配当を2円増額」と、こちらも良い内容でした。
しかし!
7月13日になると、株価はなんとストップ安になり大きく株価が暴落してしまいました泣。
私は急いで損切りをしましたが、結果は18,000円の大損失となりました。。。
敗因の分析
- 業績上振れ期待が既に織り込まれており、株価は高値圏で推移していた。
- 上方修正幅が市場の期待に届かず、「期待外れ」との見方が広がった。
決算またぎのリスクと教訓
リスク1:材料出尽くし感
「材料出尽くし感」は、決算跨ぎで最も注意すべきリスクです。
市場が既に好材料を織り込んでいる場合、どれだけ良い決算でも株価が下落することがあります。
リスク2:短期的な株価変動
決算直後の株価は非常に不安定で、短期的な売買の影響を受けやすいです。
特に、事前に株価が大きく上昇している場合、利益確定売りが集中しやすくなります。
教訓:前回決算からの株価動向を重視する
決算跨ぎを行う際は、直近の株価動向を十分に分析する必要があります。
例えば、過去の決算で株価が大きく上昇している場合、その影響がどの程度残っているのかを考慮すべきです。
決算跨ぎの成功に向けたポイント
1. 決算内容だけでなく市場の期待を把握する
市場は既に織り込んでいる情報に反応しにくいため、決算内容の「サプライズ性」が重要です。
市場の期待値を知るために、アナリストレポートや過去の業績推移を参考にしましょう。
2. エントリータイミングを慎重に見極める
決算跨ぎでは、エントリーのタイミングが非常に重要です。
直前の高値圏で買うのはリスクが高いため、慎重な判断が求められます。
3. リスク許容度を設定する
損失を最小限に抑えるためには、あらかじめ損切りラインを設定しておくことが重要です。
また、ポートフォリオ全体でのリスク管理も忘れないようにしましょう。
まとめ
今回の挑戦では、合計で23,000円の損失を出してしまいましたが、大切なのはそこから学ぶことです!(言い訳がましいですが(笑))
決算跨ぎは、短期間で大きな利益を狙える一方で、リスクも大きいギャンブル性の高い手法です。
私はこれを機に、「一攫千金」ではなく、コツコツと堅実な投資を目指す方針に切り替えることを決めました!
決算跨ぎを検討している方は、短期的な株価動向だけでなく、長期的な視点での分析を心がけてください。
そして、リスクを十分に理解した上で挑戦してください。
これからも株式投資の学びをシェアしていきますので、ぜひお楽しみに!
また、銘柄選択の方法(スクリーニング)や株についての記事も書いているので参考にしていただければ!
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